夕方、犬の散歩にいく途中で、数少ないクーのお友達と久しぶりに会った。
オーナーさんが携帯で話してたんだけど、犬同士が懐かしそうにニオイを嗅ぎ合ってるのでしばらくそのままにしてて、電話が終わったオーナーさんと公園に向かいながら話をしていた。
クーがしているビーズの首飾りの話になって「これは、ハハがデイサービスで作ってきてくれたんですよ」という話と「ハハが認知症で介護サービス利用してる」という話をすると、彼女のほうは、ご主人が2年前に心筋梗塞で急逝されてお姑さんと同居しており、そのお姑さんがどうも最近あやしい・・とのこと。
お姑さんは実の娘さんとお花の先生をされていて、その娘さんから「最近お母さんおかしくない?」と言われた・・ということだったので「それは本当によかったです」と答える。
お嫁さんが言っても、実の子供は認めたくなくて、お嫁さんを攻撃することって多いから。
お姉さんが近所にいるので家族でみるつもり・・・的なことを言われたので「それだと同居しているお嫁さんが壊れてしまうから、介護サービス利用したほうがいいよ」と力説する(笑)。
介護保険の受け方とか、ケアマネさんは「自分と合う人に出会うまで変え続けていいよ」とか「周囲がどういう生活をしたいかを考えて、それを成立させるためにどんなサービスをうけたいか、をケアマネさんに伝えたら、それでさがしてくれるよ」とか、日常的なご本人の扱い方(逆らわない、否定しない、間違いを指摘しない)なんかを立ち話しながら伝えて、、、そのおかげで、それぞれのワンコは「お散歩にきたのになんか自由に歩かせてもらえなくて、オシッコしにくいでやんす」的な動きをしていた。
お姑さんのこともびっくりしたけど、ご主人のこともびっくりした。
小学校高学年の息子さんと一緒にワンコの散歩に来られているのに、何回も出会ったことがあって、お元気そうだったのに。
2年前になくなられたとしても、息子さんは中学生くらいか。。。
ワンコは、クーより4年ほど年長なのだが、すごく白髪が増えてて「アリリ?」と思っていたら、ご主人がなくなったころに「突然白髪が増えたの」とのこと。
やっぱり、なんかわかるんだなぁ(涙)。
あんまり(ワンコの)身体が丈夫じゃない、といっていたけど、ワンコよ、オバーチャンとオカーサンとオバチャンのお手伝いをして、癒してあげるんだよ。
* * * * *
それにしても。
彼女はもうすでにお姑さんに「私の白粉取ったやろ」と言われたんだそうな。
ウチのハハのいいところは、今の生活が始まってそろそろ1年経つけど1〜2回「アンタ、オカーサンの通帳とかどこやったん?」と聞いただけで、基本的にそれ以上のことは言わない。
バーサマのときは「誰それが盗りにくる」とか「誰それがもって帰ってしもた」とか、数え切れないほど言ってたので、ほんとうに、これはビックリであり、助かる。
所持金ゼロにするとご近所に借りに行くので、2000円持たせて、残金がなくなるとその都度補充しているのだが、それで文句はないらしい。
昨日はバイトで遅くなったので、帰りにコンビニで何か買って帰ろうと思って電話したら「それでいーよ。オカーサン、買いに行こうと思ってもお金ないねん(てへぺろ)」と答えるので、なんかかわいくなる(笑)。
その代り、帰宅して「生姜を漬けるのに、お酢を買いにいくからお金貸して(貸しても返ってこない)」というのに、内心「作ってもどーせまたカビはやすし、食べれるかどうかわからんし・・」と生返事をしていたら、突然「・・・アンタが貸してくれへんのやったら、近所の人に借りるっ!」とか言い出したので「あわわわわわ、それはやめてくれぇーーー」と1000円(←渋い)渡したのでした。
最近「ホンマはボケてなくて、ワタシのこと弄ってるんとちゃう?」と思うことが時々あります。 本当にそうだったらいいんだけどねぇ。
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