「食材配送サービスを頼むようになってから、ハハが夕食の下ごしらえをしてくれる」という話をすると、ヘルパーさんもケアマネさんも喜んでくれて「料理は手先も頭も使うから続けたほうがいいですよ」と言ってくれる。
しかし、味付けがハハもワタシも気に入らないのだ(笑)。
結局、週に3回だけ、味付けは比較的に自由にできるコースを続けて頼むことにした。
・・・・めっちゃ割高やんけー
一番いいのは、私が食材を買ってきて、人数分を切り分けて、そこから先をハハに任せる・・という方法であるが、そんなことができるくらいなら最初から配送サービスに頼んだりしない(自慢することではないが)。
最近では「夕方になると配達にくる」ということを認識していて、「今日はなにするのん?」と台所に顔をだしてくるようになった。
油をつかったり、仕上げ(下ごしらえしたものを鍋にぶちこみ、一緒についてくる味付スープで煮込んだりする・・・まぁ、何もしてないのと一緒である)はワタシがするが、ネギの小口切りとかゴボウのささがきとか・・・ハハにはかないません(笑)。
危ないことをしないか見張ってたら「できたら呼ぶからあっちへ行ってて」と言われてしまった。
なので、すこし二階に上がってちょこちょこ用事をしていたら、階下から「トントントン・・・」と規則正しい包丁の音が聞こえてきた。
以前は、それは聞こえてきて当然の「生活の中にある音」だったのに、今はそれがとても懐かしく、うれしいと感じる。
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