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2013年02月11日07:26

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エストニアの相撲

 将来の把瑠都を夢見て、エストニアで相撲に取り組んでいる少年少女たちのドキュメンタリーの録画をやっとこさ見た。
 エストニアはもともと格闘技の盛んなところで、相撲をやっている子らはもともと柔道をやっていた場合が多いらしい。

 相撲もそうだけど、バルト三国で柔道というのも、なんだか突拍子もない組み合わせに思える。しかし、私が知らなかっただけで、フランスは総人口が日本の半分なのに柔道人口は3倍とか(もっとも、ウィキペディアでは基準が異なるから単純な比較はできないと妙にこだわって書かれている)、けっこう海外で盛んらしい。初等教育の必修科目になっているところもあるそうな。

 柔道なんて和装前提で、スーツやTシャツの相手に襟をとって背負投げもなさそうな気がするけど、どうなのだろう。とはいえ、柔道や相撲はマナーやセルフ・コントロールの心構えとセットになっているらしくて、撮影班の追っていた少女(典型的なスラヴ系美少女だった)もインタビューでそんなふうに答えていた。それこそが教育分野で受け入れられている最大の理由ではあるのだろう。たしかに小学校の授業でボクシングはいろいろと難しそうではある。

 もっとも、なまじ発祥した国に住んでいると、単純に体育会系の括りに入れてしまい、上下関係にやたらとうるさいだけで、別に礼儀正しいという印象はもってなかったりもする(私のことだが)。あと、女子柔道界のセクハラ問題とか、相撲部屋の“かわいがり”で新弟子が死んでしまったりとか、話題になる時にはだいたい悪いニュースばかりで、なんだかねえと思いがちでもある。
 そんな目で見てしまうエストニアで相撲に励む彼らの姿はちと眩しかった。

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