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2012年12月23日16:30

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電車の深夜運行を考える

メンテナンスや点検という意味では、東海道本線などは深夜に貨物列車が頻繁に走るので、

いつやっているのか疑問です。



深夜は30分に1本とかで良いなら、複々線ではなく両単線なら行けるはず。

それでも渡り線の追加や信号システムの大幅改造は必要ですが、

複々線化ほどの大規模工事にはならないでしょう。

そして、両単線なので、片側の線路は深夜のメンテナンスに使える。

両単線はヨーロッパでは普通のことですし、一時期は山陽新幹線でも考えられていました。





駅は深夜を無人化して、駅システムはリモート制御すれば、

駅員さんの追加配置は最低限で済みます。

駅システムのリモート化は、ゆりかもめでもやっていますからね。

ついでに治安面で、交番を駅に併設すれば、駅の監視+地域の防犯と一石二鳥。

交番があるだけで、犯罪の抑止力にもなります。最近は無人の交番もありますが…。




運転面では、運転士さんと車掌さんの確保という問題がありますが、

地下鉄は既にホームドア+ワンマンとしていますし、一部の地下鉄は自動運転しています。

そういうところでは、深夜運行はそれほどコストがかかるものではない気がします。



なんて感じで深夜運転の課題なんて、先例を駆使すれば、

記事のジャーナリストが言っているほどの投資はいらないと思います。

しかし、どこも慈善事業じゃないので、それが赤字にならないことが条件でしょうね。



これがバブルの時代なら、どんどんやっていたのかもしれませんが、

電力削減やCO2削減なんて言っている昨今は、

むしろ深夜は活動しない方がトレンドなのかもしれませんね。




ただ、深夜の駅前タクシー行列は、明らかな環境破壊だと思います。

ついでに交通障害!

NYでは共生なのかもしれませんが、

日本ならば深夜のタクシーの数を減らすための深夜運転も良いのかもしれません。

(とはいえ、この不況下にあって重要な就職受け皿なので、強いことは言えません…)



電車はなぜ24時間運行にしない?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=2267239

もうすぐ大みそか。カウントダウンイベントや初詣など、いつもと違う一夜を過ごす人も多いはず。終電を気にせず移動できる鉄道の終夜運転ってありがたいですよね。普段から24時間運行だったら助かるのに、なぜ実現しないんだろう。地上を走る電車の騒音問題は想像できるけど…。それならせめて地下鉄だけでもなんとかならない? 都営地下鉄を運営する東京都交通局に聞いた。

「確かに地下は騒音問題がありませんが、運行コストに見合う利用客を確保できるかどうかは不透明です。また、終夜運転を行うための増員も必要になります。さらに、大みそかは例外ですが、通常は深夜に線路や信号・電気設備などの点検・整備を行っています。つまり、終夜運転をするとメンテナンスの時間が確保できないのです」

なるほど…。でも、ニューヨーク市地下鉄は、24時間運行ですよね?

「それは、ニューヨーク市地下鉄が上り・下りの線路を2本ずつ持つ『複々線』だからです。日本の地下鉄と違い、夜間は片方で電車を走らせつつ、もう一方でメンテナンスを行えるんですよ」

と鉄道ジャーナリストの中嶋茂夫さん。ということは、日本の地下鉄も複々線化すれば…?

「線路を増設する前に、トンネルの拡張工事が必要で、膨大なコストがかかります。それに、深夜のニューヨーク市地下鉄が便利かというと、案外そうでもないんですよ。1時間に1本程度と本数が少ないうえ、遅延もしばしば。治安も悪く、防犯のためにタクシーを使う市民も多いのです。だからこそタクシー業界と衝突せずに終夜運行できているのかもしれません。日本では相当の需要がない限り実現は難しいでしょう」(中嶋さん)

莫大な投資をして地下鉄の複々線化を行っても、かかったコストに見合う数のニーズ(乗客数)がなければ難しいというわけ。となると当面、終夜運転の実現の可能性はゼロかぁ…。


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