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オホーツク出張で網走に泊まっていた今月1日は、網走からクルマで清里→斜里に寄ってから峠を越えて根室管内の羅臼へ回った。
斜里から羅臼へは、最短経路の知床峠はまだ冬期閉鎖規制の数日前で、10時から15時までは通れたから知床峠回りで向かったが、1時間半くらい掛かる。
途中でお昼になったし、次回の出張時は冬期閉鎖で春まで知床峠は通れず、斜里町ウトロも通らなくなるから、ウトロで昼飯を食べて行くことにした。
ウトロで食事するなら、ラーメン不毛の地・オホーツク地方ではいちばん旨いのではないかと評価しているラーメンを出す「波飛沫(なみしぶき)」で決まりだ。
旭川ラーメン「山頭火」スタイルのとんこつラーメンである。
今日から11月に入り、冬季限定メニューの辛味噌系メニューがあった。
「山頭火」風とんこつスープと味噌が合うとは思えなかったが、期間限定というコトバに弱くどうしても気になる。
辛味噌系ラーメンが辛さに応じて3段階ということのようだ。
自分は激辛系は結構好きで、自信もあるが、「激辛地獄らーめん」の欄に書かれている説明は「激辛の3倍の辛さ!! オススメは出来ません(笑)」なんて書いてある。
お店がオススメしていないものを食べて失敗したくはないし、今回は中ぐらいのレベルの「激辛味噌らーめん(850円)」を大盛り(100円増し)で注文。
これだって「地獄」とまでは謳われていないが、激辛と名乗るメニューだから、どのぐらい辛いんだか想像もつかない。
ほどなく出来上がったが、真っ赤である。
こりゃ辛そうだ。
ともかくスープをひと口飲んでみる。
味噌臭くはなくとんこつスープに合っており、味噌も旨いじゃないか。
そう思う頃、舌のしびれと共に強烈な辛さが襲ってきた。
これはめちゃめちゃ辛いじゃないか。
激辛系には自信があるが、これはかなりキツい。
しかし、味は旨い。
旭川の小林製麺から取り寄せているらしいストレート麺をひと口食べてはスープをちょびっと飲む。
舌がしびれ、額からは汗が噴き出し、気が遠くなる。
しかし、くどいようだが味は旨い。
ヒィヒィ言いながら時間を掛けて少しずつ食べ進む。
すっかり冷めてしまったが、30分くらい掛かって何とか完食。
旨かったが辛過ぎた。
ましてやこれの3倍辛いと言う激辛地獄など食べられる代物ではないだろう。
次は激辛じゃなく普通の辛味噌にしようと思う。
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