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2012年11月15日12:35

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短いシシャモの季節、白糠の食事処「かねだい」でシシャモづくしを堪能

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先月下旬から始まったシシャモ漁の季節は短く、あと10日ほどで終わってしまう。

しかも、今年は10月下旬から天気に恵まれず、ずっと波が高い日が続き、漁期に入ってから船が出せた日は何日もなく、したがってなかなか生のシシャモが食べられない。

9月に大黒さんまで一杯やりに厚岸へ連れて行ったJR北海道の新しい釧路支社長達と、今度はシシャモづくしで一杯やりに白糠へ行こうと提案したところ、シシャモの漁期で夜都合つくのは11月14日だけとの返事だった。

予備日もなく、シシャモがなかったら中止、14日1発勝負で白糠へ行くことになった。

おとといまで1週間以上船が出せない日が続いており大いに心配で、昨日も雨だったのでこりゃだめかもと思ったが、波はさほど高くもなかったようで、目の前の海に金になる魚がいるのにずっと漁に出られずにいてストレスが溜まっていた漁師達が久しぶりに船を出したとの情報をキャッチし、JR支社長らとの白糠シシャモツアーを決行した。

釧路18:01発
↓普通(白糠行き)
白糠18:49着

白糠駅から歩いて5分ほど、いつもシシャモづくしでお世話になっている食事処「かねだい」へ。

前日までだったらシシャモはなかったが、午後2時に水揚げされたという超新鮮なシシャモをしっかり用意してくれていた。

前回4日に行ったときは、前日白糠では船が出なかったため、新鮮なシシャモを出すために唯一船が出た釧路まで朝5時半に仕入れに行ってくれたり、「かねだい」にはいつも無理してもらっている。

釧路の地酒「福司」を飲みながら、まずはシシャモの刺身から始める。
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シシャモは急速に成熟してきて、身は卵に栄養を取られてしまうメスよりもオスの方が断然旨く、刺身は全部オスを出してくれる。

ちょんと醤油につけると醤油の表面に脂が広がるほどで、オスのシシャモの刺身は絶品である。

次に、オスメス混合の生シシャモの塩振り焼きをいただく。
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干していないシシャモはふんわり焼き上がっており、これも旨い。

そして、シシャモの天ぷらもいただく。
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天ぷらは全部メスで、卵の食感と風味が最高である。

ちょっと前に火をつけていたシシャモ鍋も湧いた。
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鍋も全部メスで、腹からホロッと崩れて流れ出す卵と、骨から出るダシの繊細な風味がいい。
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だいぶお腹も膨れてきたが、最後はシシャモの握り寿司で締める。
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刺身と同様、生で食べる寿司には全部オスを使っており、脂乗りが良くおいしい。

帰りの列車の時間も近づき、会計すると1人5900円ずつだった。

とにかく、どの料理も絶品なので酒も進み、冷酒を1人あたり2本以上は飲んだから、それで5900円なら良心的である。

皆大満足で釧路へ帰った。

白糠22:07発
↓普通(釧路行き)
釧路22:41着

シシャモの季節は短く1ヵ月もないから、行けるときに無理してでも食べに行かないと漁が終わってしまうから、白糠にもう1軒あるシシャモのフルコースを出してくれる店に今夜も行くつもりである。
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