寝台特急「あけぼの」のＢ寝台個室「ソロ」に乗車・下（10/20）

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おとといアップした上編、昨日アップした中編に引き続き、今日は完結編の下編をアップする。
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東京出張の帰り、１０月１９日上野発の寝台特急「あけぼの」のＢ寝台個室「ソロ」に乗って、深夜の新潟県内で眠りに落ちた。

翌朝６時過ぎ、秋田到着の20分前の案内から車内放送が入りいったん目覚めるが、青森までまだまだ３時間以上あるから２度寝する。
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寝台列車で２度寝できるなんて最高である。

その後、7：30到着の森岳で目が覚めるも、車内販売もないし、駅弁を買えるほど停車する駅もなく朝飯も食えないし、青森までまだまだ２時間以上あるので寝台内でごろごろして過ごす。

列車は青森県に入り、8：55発の碇ヶ関を発車し、青森まであと１時間となり行動開始。

シーツを剥いで足元に寄せ、部屋の隅に置いてあったクッションをベッドに上げると背もたれとして使うのにぴったりである。


洗面所へ行き、洗顔・歯磨きを済ませる。

Ｂ個室「ソロ」内には電源コンセントはないので、携帯の充電などはこの洗面台の脇にあるコンセントを拝借して充電した。

洗面所の向かいには便所が２つ並んでいたが、どちらも和式だった。


２つのトイレの間にある四角い出っ張りは冷水機で、今もちゃんと使われており折りたたみ式紙コップも備え付けられている。


再び個室に戻り、浴衣から着替え、のんびりたばこを吸いながら青森到着までの時間を過ごす。


そして、前夜21：15に上野を出発してから12時間40分、下り寝台特急「あけぼの」は定刻通り青森に9：55に到着し、折りたたみ式テーブルを元に戻して青森駅のホームに降り立った。


長岡からけん引してきた機関車を見に急いで先頭へ行くと、この日の機関車は青森車両センター所属のEF81 139だった。


機関車はすぐに客車から切り離され、機関車の次位に連結されていた電源車を見るとこの日はカニ24 102が連結されていた。


「あけぼの」は、この電源車が編成全体の給電を賄う集中電源方式で運転されているのだ。


上野から青森まで12時間以上掛かったが、全然退屈することもなく快適にのんびりゆったり過ごすことができた。


狭いながらも個室寝台の旅はいいもんである。

【参考】
前回「あけぼの」に乗ったときはmixiデビューして間もない頃で、乗車記日記など書いていなかった。
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このときはＢ個室「ソロ」の上段室に乗ったが、写真を探してみたら見つかったので参考にアップするが、今回乗った下段室より狭い。


折りたたみ式のベッドを広げると、もはや足元のスペースはほとんどない。


ただし眺望だけは良く、ベッドに横になったまま星空を眺めることができるのは、狭いながらも魅力的である。