mixiユーザー(id:3669083)

2012年08月18日17:17

18 view

夏休み 前半戦3 三陸海岸を南下する

8月13日の午前に、嫁さんの実家のお盆の準備が終わったので、

午後は自分ひとりで帰宅の途につきました。




今回は震災から1年以上経ち、沿岸がどのようになったのかも気になっていたので、

三陸海岸沿いに仙台まで南下して行きました。




まずは宮古から10キロほどのところ、、、地名で言えば津軽石。

このあたりは重茂半島の付け根で、それなりに集落があった場所なんですが、

ここは津波でほとんど流されてしまっていました。

そして僕が2007年ごろまで大変お世話になった温泉施設MARSはというと・・・



フォト



そこに3階建ての建物があったことすら分からないように、

全て撤去されていました・・・




次は、宮古から20キロほど南下した山田町。

ここも甚大な被害で、ニュースでは何度と無く流れていた場所です。

入り江と扇状地の美しい町で、とりわけ織笠駅周辺は好きだったのですが、

テレビで見たのと同じ光景が広がっていました。




鉄道の駅は線路のあったはずの路盤が根こそぎ持っていかれ、

心なしか、近くの川は水位が高く感じました。

フォト フォト




その先に、『道の駅やまだ』があります。

以前は、ここに車を置いてちょっと戻ったところに、海を入れられる撮影地がありました。

フォト



ここは少し高い位置にあるので、ひょっとしたら被害はあまり無かったのかも知れません

しかし、実際見てみると、、、

フォト



草ボーボーでした。

ちなみにこの道の駅は、津波の被害が無く、震災時には地元の方々の集う場所だったとか。

しかしこの日は、他県ナンバーも含め大混雑でした。。。

ちなみに、間寛平さんがこの日、この近くより被災地マラソンを開始しました。




次に到着するのが大槌町。

ここは町長が津波の被害に遭われて亡くなるなど、

自治体単位で言えば、最も被害の大きな場所のひとつだと思います。




かつて、この町を見下ろす小高い丘(お寺の敷地なんですが)から一望しました。

フォト




この見える範囲の家々は、悉く無くなっていました。

この日はお盆で、お寺の敷地に入るのは気が引けたので、

道から撮りました。



フォト フォト



上の写真で、右側に僅かに写っている鉄道の橋は、

左の写真のように橋脚だけ残してなくなっていました。

また、大槌町の町が広がっていた場所も、右の写真のように草ボーボーでした。

とはいえ、町には大きなショッピングセンターが再開しているようで、

嫁さんは今日行っていたようです。




自分が撮影してきたのは、宮古〜釜石間のみ。

しかし、この状況を見ると、鉄道の復興というのは思った以上にハードルが高そうで、

バス専用道による復興も仕方ないのかと思ってしまいます。

でも再び鉄路が復活することを祈るばかりです。







岩泉線も含め・・・
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する