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2012年06月29日07:12

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渡島・函館B級グルメ、函館名産スルメイカの季節が到来、居酒屋「弁財船」再訪(6/23)

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先週土曜日23日は、函館で飲みたいと言うマイミクさんを連れてクルマで函館まで行って泊まった。

もちろん夕食など付けていないから、函館の歓楽街・大門に繰り出す。

行くのはもちろん、ボクが大学3年生のときに北海道旅行した際に寄ってから25年間毎年訪問している居酒屋「弁財船」だ。

今年は1月と3月に冬の味覚「ごっこ汁」で一杯やりに行っているから、今年はもう3回目の訪問になる。
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学生時代から変わらない焼酎の番茶割りを飲みながら、お通しに出されたイカと鮭フレークの和えものをつまむ。

お通しからしてすでに旨いが、この時期に函館に来たからには、今月から漁が始まった函館名産のスルメイカを食べたい。

しばらくシケが続いていたから心配だったが、「今日はイカ揚がったの?」と尋ねると「あるよ」との返事。

それなら函館名物のいかソーメンもいいが、全身を食べたいから今回は「活いか刺」を注文。

「弁財船」では、活いかを仕入れて水槽で生かしておくために毎日海水を汲みに行って水を入れ換え、新鮮な水でイカにストレスが掛からず元気な状態で生かしておくよう手間を掛けている。

それだけ手間を掛けているのに相場に関係なくイカがあれば常に1杯1200円で提供している。

相場によっては不漁で高値の日は赤字になることもあるのだが、極めて良心的だし活いか1杯1200円とは安い。

安いからと言って「ただ生きてはいる」状態の活いかでなく、ピンピン元気に泳いでいる最高の状態のイカをさばいて出す。

この1週間でサイズも大きくなってきたようで、2人で分けて食べても十分なくらいのちょうどいいサイズのイカで、鮮度は抜群で身だけではなくゴロ(内臓)や下足、ミミまで揃った全身を刺身で出してくれる。
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この透明感は素晴らしい。

まずはイカの身からいく。
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さばいたばかりだから角が立っておりコリコリして甘くて旨い。

函館まで来てよかったと実感する瞬間である。

写真はピントが合っていないが、元気に動いている下足は口に入れると舌に吸盤が吸い付く新鮮さである。
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そしていちばん旨いのがミミの部分で、身よりもっとコリコリしており絶品である。
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苦手なゴロはマイミクさんに食べてもらったが、「ホントに全部食べていいの?」などと言いながら夢中で食べている。

最高に旨かった。

さて、最大の目的のイカは食べたが、まだまだいろいろ食べたい。

いつも注文している「ホタテメンチ」を食べようかと思ったら売り切れだったのであきらめ、これも定番の「ハラス焼」を注文。
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スモークサーモンを作った残りのハラスの部分で、燻されており塩気だけじゃなく深い味わいでこいつも最高である。

皮までおいしくいただいた。

次は「いかバーグ」を注文。
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イカをメンチ状に固めて揚げ、だしの効いた甘いたれに浸して鰹節を乗せてある。
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なかなか固まらないイカを固めるのに苦労したという「弁財船」オリジナルの逸品である。

いつもは1人で来るからこのくらいで満腹になってしまうが、今回はマイミクさんと2人で分けながらだからまだまだいける。

「毛がに入りボテトコロッケ」を注文。
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ズワイガニではなく毛がにのコロッケは珍しいが、衛生面のリスクがあるため、毛がには加工品を製造して卸すことは禁じられているそうで、お店で作っているからこそ食べることができるのである。
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繊細な毛がにのほぐし身たっぷりのコロッケは旨い。

そして、最後にもう1品「かに甲ら揚げ」も注文。
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甲らはズワイガニの甲らだが、中身のグラタンに入っているのはこちらも毛がに。
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かにはやっぱり味は毛がにが1番だな、おいしかった。

2人ともすっかり満足し、会計を済ませたら6560円だった。

大満足である。

函館の夜は旨い。
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