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函館競馬を観戦しに行った日曜日17日は、その日のうちにJRで帰れる時間ぎりぎりまで函館競馬場にいたから函館で夕飯をじっくりテイクアウトする時間などなかった。
今回は特急の自由席で帰るため、釧路行き特急には始発駅の札幌から乗りたかったので、乗り継ぎ駅の南千歳でも降りず、函館からの帰り道で夕飯を食べに降りる時間もなかった。
競馬場前から市電に乗って函館駅前に着いたのが列車の発車10分前で、選択肢は函館か札幌の駅弁か車内販売の弁当しかない。
結局、函館発車間際にホームの立ち売りで函館駅弁「鰊みがき弁当(840円)」を買って車内で食べた。
函館の駅弁業者「みかど」のロングセラーの駅弁で、発売開始は昭和41年という「函館駅弁と言えば昔からこれ」と言ってもいい名物駅弁である。
ご飯の上に身欠にしんの甘露煮とかずのこ、茎わかめが乗っており、あとはたくわん2枚が添えられているだけというシンプルな駅弁である。
決して豪勢な駅弁ではないが、甘辛いつゆが染みた身欠にしんは脂が乗っており、小骨まで柔らかく食べられるくらいよく煮込まれており、かずのこはプリプリでシンプルながらおいしい。
ボクの大好きな駅弁の1つである。
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