【介護】　ありがたい従妹。

先日内科医をしている従妹と電話していたら「ほにゃちゃん、ちょっとテンションが高すぎる感じやなー。それはそれで無理してがんばってることが多いから、アクセルゆるめたほうがいいよ」といわれた。

その時、何を話していたかと言うと「最近、ハハが御餅を焼くのに網のない餅焼き網で焼いたり、フライパンで焦げ目をつけて、その後電子レンジでチンするんだよー。まぁ、中まで火がとおってるからいいんだけど・・」という話で、ワタシは「食べれるからいいじゃん」的ノリだったのだが、そこで彼女からストップがかかったのだ。

「ほにゃちゃん　食べれるかどうかが大事なんじゃなくて、方法が問題やねん。その方法はあきらかにおかしいやろ？　毎日みてるからそうして気にせずにおれるんかもしれんけど、それはおかしいデ」

言われて見れはそのとおりである。
明らかにおかしい。
フライパンで餅は焼かない。
餅とフライパンをセットにしてはじめて手渡された外国人以外は。

なんか「不思議ちゃん」が日常になってるから、桁外れの「不思議ちゃん」に気がつかなくなっているというか・・・ちょっと自分でも笑ってしまった（笑うところではない）。

　＊　＊　＊　＊　＊

土曜日は通天閣近くにある『世界の大浴場・スパワールド』にいって「マッサージの後、３時間お布団で寝放題」というのをやってもらった。
先にマッサージが終わって、連れて行かれたところが、フワフワのお布団で「じゃ６時までお休みになれますからねー」と言われるか言われないかのうちに速攻で爆睡してしまったワタシ。

で、目がさめて隣の布団をみたら人が来た形跡もない。

マッサージがおわったらつれてきてくれると思っていたので「想定外」であった。
そこからは、ぐわばっ！と起き上がって、寝癖の頭で店の子に「ワタシの連れはっ？！」と聞いたら、「マッサージが終わったらお手洗いに行くと言ってでていかれました」だと。
帰ってこないことを、ちっとは不思議に思えよ

「えらいこっちゃ、ここ（スパワールド館内）ではぐれたら再会できるかどうかワカラン」と顔色を変えて走ってたら、向こうから500mlの缶ビールを片手にやってくるではないか。
生ビールのジョッキだと1/3くらい飲んだ残りをワタシに飲ませるくせに、缶ビールは完飲たぁ、どういうこったい。

・・・・そんなふうに「毎日が吉本新喜劇」な日々が「餅をフライパンで焼くこと」に疑問に思わせなかったものとおもわれます。
きっけーん。

　＊　＊　＊　＊　＊

彼女は年下だけど、ときどきこんなふうにワタシを冷静にもどしてくれる。
ありがたい従妹である。