mixiユーザー(id:3993036)

2012年03月05日19:09

7 view

実感〜実習初日〜

ありきたりな感想かもしれないですが、


見学実習の初日は、


¨知識や理論として学んだことを、実感する日¨

でした。


例えば、

『安静時の心拍数が1分間に100回を越えるようなら、運動療法はすべきでない』

なんて基準があります。
これを授業で聞いた時、

『……そりゃあ、しんどい状態だろうから運動したら危ないんだろう』


……というくらいが僕の認識でした。
もっと心拍数が上がったら危険だろう、
とか。

安静時でそんな心拍数だったら、
そもそも体を動かせるような筋力or体力……心肺能力もないんじゃないの?
……みたいな。

なんとなく論理的に考えてみて、
分かったような気になっていたわけです。


実習に行って分かったことは、


安静時に心拍数が1分間に100回いっちゃう状態

が、どんな状態なのか。

その患者さんをリアルに想像できていなかった、自分を知ったわけです。

そして、
沢山あるであろうケースのうちの、ほんの数例を見た、と。


素人に毛が生えたくらいの観察眼ですから、
先生の指摘を受けて気付くことばかりです。

その息づかい。

呼吸の様子……胸がどれくらい動くとか(あまり上手く動かせない方が多いです)、

タンが絡んで苦しいとか、

一生懸命に胸を持ち上げて呼吸してるもんだから、
体が痩せほそってるのに首の筋肉が張っている、とか。


心拍数、
血圧、
血中の酸素濃度。


患者さんが今、どれだけ厳しい状態かを常に確認する。

ただ体を起こすだけ

その状態でいるだけで

どれだけ大変なのか。


人はみんな違う。

同じ人でも病気や怪我、体の鈍り具合といったもので、変わってくる。


そいつを、
心拍数などの客観的データや観察によって見分け、


目指す生活スタイルに向けた処置が何かできないか、考える。


強張った筋肉をほぐして、
関節を動かす。


そんな治療の裏にも、患者さんによって色んな目的があって、

その目的に最善だと考えたやり方で、やっている。


午前中に2人の先生について4件。
午後は3人の先生について、5件+打ち合わせ(聴かせて頂くだけ)が1件。


上記のような、
車椅子も厳しいという患者さんも居らっしゃれば、


歩く練習ガンガンやっちゃう方まで……内容も様々。


……知恵熱が出そうです(笑)


でも、本当に凄い勉強になる。
見学でこれだから、
患者さんの評価や治療をする実習は、そりゃ痩せるだろうよ。


体力付けとかんとヤバいっすねあせあせ
9 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する