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2006年07月24日17:10

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東京03ライブ・夏下手男

注:以下、東京03単独ライブ、夏下手男の感想を書きます。このライブはDVD化するそうですので、ソレを見る予定のある方、又、ネタばれがお嫌な方は、お読みにならない方が宜しいかと存じます。

●東京03単独ライブ 夏下手男。

OPは1本目のコント後、“夏下手男音頭”というオリジナルソングから始まりました。サマー、サマー、という掛け声がかかる(笑)。
コレ、CDにして売っていましたよ。1枚1000円。結構良い値段(笑)。かなり売れたようで、追加で作ったそうですよ。

ネタお品書き(タイトルは不明な為、私が勝手に付けました。尚、記憶で書いている為、抜けたネタやらがあるかも知れません)

・不良と2人の教師
・ずうずしい奴
・ストップウォッチ
・告白
・うっとおしい角田
・9800円の旅行
・サングラス

幕間の映像として
・OP夏下手男音頭
・報道スクープ 〜声だけで男女を当てる、角田角ノ介〜
・広辞苑ゲーム
・飯塚悟志のぶらり散歩道〜棒にぴったりの名前を付ける角田角太郎〜
・夏下手男CD宣伝映像
・幸せの黄色いハンカチ〜飯塚氏が元カノに告白する体で〜


・不良と2人の教師
学校裏で煙草を吸おうとしていた生徒(飯塚)に、注意をする角田先生。途中、豊本先生も注意に入るが、角田先生は、「コレは僕が見つけた、悪い生徒だ!」と言って、豊本先生が、不良生徒に注意をするコトを拒む。角田先生は、豊本先生に「オマエは俺と熱血教師というキャラが被ってる!」と言い、揉め出す。
不良の生徒、飯塚が、角田先生を殴ると、豊本先生は「ずるい!」と言い、自分も殴られようとする。

物理教師なのに、何故かジャージで首からホイッスルをかけた姿の豊本氏が可笑しかったです。
飯塚氏の「オマエの笛、一体、いつ吹くんだよ!」というツッコミが可笑しい。「実験の時」に吹くらしいが(^_^;)。


・ずうずうしい奴
ファミレスで友人の飯塚を待つ角田。飯塚は2時間も遅れて到着したのに、謝りもせず、角田が頼んだフライドポテトを勝手に食べる。怒った角田は「オマエ、ちょっとずうずうしいよな!」と言い、他の友人もずうずうしいと言っているコトを証明しようと、友人達へ電話をかける。

「ずうずうしい奴かどうか?」を、ウエイターである、豊本氏がレフリーとなって仕切るのが、結構好きでした。
喧嘩しそうになって「ウエイト!」と言ったりね。


・ストップウォッチ
会議の開始が遅れ、暇になった、角田・豊本・飯塚。たまたまストップウォッチがあったので、飯塚・豊本の2人は「5秒数えてピッタリ止めるゲーム」を始める。角田も誘うが、角田は「中学生じゃあるまいし、馬鹿馬鹿しい!」と罵詈雑言(笑)を言って、取り合わない。
5秒ゲームに熱中する2人。それを見ていて、角田もやってみたくなるが、罵詈雑言のせいで、飯塚に「あんなコト言ったんだから、オマエはやるな!」と言われ、やらせてもらえない。
「1度だけやらせて。頼むから、1度だけやらせて!1度やらせてくれたら、もうしつこく言ったりしないし・・・。」と飯塚に頼む角田。傍から見てると、“やらせて”が完全に違った意味にとれるシチュエーション(笑)。それを見て何故か引く、豊本。
結果1度だけやらせてもらい、出した記録は、ゾロメの5.55。

豊本氏が途中、何回かストップウォッチ止めに挑戦するのだが、悉く恰好が変。ストップウォッチを持った手を上に上げ、足を開いてカウントを取ったり(ロック歌手チック)、椅子に足乗っけてカウント取ったり(やっぱり、どこかロック歌手チック)。
このカウントの取り方に、飯塚氏がちょっとマジ笑いをしていた。


・告白
今回の私のお気に入りコント。

コンビニの店員の女の子(豊本)を好きになった角田。飯塚に付き添ってもらい告白に行く。何回か躊躇の後、告白すると、OKの意味で頷く店員。吃驚する角田。「俺は彼女のコトをずっと見てて好きだったケド、何で俺のコト何にも知らないのに、何でOKするんだよ!」と、何故かOKした彼女につっかかっていく。飯塚が止めるも「俺の好きなところを3つ上げろ!」と無茶なコトを言い、店員をビビらせる。
どうして、自分の告白をOKしたか知りたい角田。飯塚は「ひょっとしたら、彼女もオマエのコトをずっと見てて、好きだったのかも知れないぜ。」と言うも、彼女は首を傾げる。違うらしい(^_^;)。
「今日、告白されて『素敵な人だな』と思ったのかも知れないゼ。」と言うも、彼女は下を向く。どうやら違うらしい(^_^;)。
結果、角田が「誰でも良かったのかよ!」と言うと、彼女は頷く。ショックを受ける角田。
飯塚「ラッキーだったじゃん!彼女、誰でも良かったんだって!今日たまたま、オマエが告白したから付きあえるんじゃん」と言うも、「それは、プライドが許さない!」と、今度は、彼女を振ってしまう角田。
しかし、未練があるらしく、その場から動けない。角田、飯塚に「俺の後ろを押してくれよ!今、五分五分なんだよ!後ろを押してくれれば付き合うのに〜」と言う。飯塚「それ、五分五分じゃねえよ!付き合う気満々だよ。五分五分だったら押しても付きあわねえよ・・・」
ウダウダやっているウチに彼女は奥に引っ込んでしまう。角田、再度告白する為、彼女を追うが、微妙〜な表情で出てくる。角田「彼女、店長とスッゲエ、イチャイチャしてた・・・。」
暗転。

適材適所。言葉を何一つ発しない店員役の豊本氏。小心者の角田氏。普通(?)の飯塚氏。
途中、苦悩する角田氏の様子に、無表情でいなくてはいけない豊本氏が笑ってしまい、飯塚氏に「あ、何か、彼女、ちょっと笑ってるぜ!」と言われてしまう。
兎に角、喋らない、ちょっと得体の知れない店員(豊本氏)が良い感じに気味悪く、好きなネタでした。

・うっとおしい角田
コレも今回のお気に入り。

バイト先(コンビニかな?)の休憩室。豊本と飯塚がいる。
飯塚「なぁ〜、角田っているじゃん。あいつさぁ〜・・・(ちょっと言いづらそう)」
豊本「うっとおしいよね。」
飯塚「そう!そうだよね!あいつうっとおしいよね。何かさ、はぁ〜とか悩んだふりして、話聞かそうとしてくんじゃん。」
豊本「で、結果、話聞いてみると『キャバ嬢から連絡こない』とか、そんなくだらないコトなんだよね。」
飯塚「そうそう。でさ、前に、アイツ『俺、“タコウインナーさん”が好きだ』って言うんだよ。・・・何、タコウインナーさんって?普通、タコさんウインナーだよね〜。で、俺が『何オマエ〜、タコさんウインナーだろ』って言ったら、アイツ『俺はタコより、ウインナーに敬意を表したい。』ってワケ分かんねえコト言うんだゼ〜。」
豊本「アイツ、そういうとこあるよな。絶対自分の非を認めないって言うか・・・。」
結果、相談して、今後一切、角田が何か話したがっても聞かないコトにする。
暫くして、角田が休憩室に入ってくる。
豊本「(角田に)もう上がり?」
角田「ううん、休憩。・・・ハァ〜(デカイ溜息)。」
角田、机につっぷし、ウンウン唸る。何か悩んでいるのか、完全に聞いて欲しそう。豊本・飯塚無視する。
角田、動きでパフォーマンスを始める。手を前に突き出す。飯塚気になり始め、つい「その手は何?」と訊きそうになり、豊本に口許を押さえつけられる。
飯塚「だって、(手を前に出して)コレだぜ。何コレ?」
どんどんパフォーマンスがエスカレートする角田。テーブルの上にあった雑誌やテッシュボックスをガンガンなぎ倒し(笑)、椅子を蹴倒し「う〜ん。・・・聞いて欲しい〜・・・」(因みに、この蹴倒した椅子、飯塚氏に当たっちゃった(^_^;)。後で、角田氏、文句を言われてました。)
飯塚「今、完全に『聞いて欲しい』って、言ったよな?な?」
ついには、机をガンガン動かす角田。
たまらなくなり、豊本「一体何?」と訊いてしまう。(飯塚に「あ、ズリィ〜」と言われてしまう)
角田「あぁ。聞いてくれる?・・・俺のオヤジがさ、会社の金、横領して、警察に捕まっちゃったの。」
微妙〜な間と空気。
飯塚「・・・・・・・・え?」
暗転。

コレは素直に角田氏の行動が可笑しかったです。まさに角田ショーですね。角田さんの「俺のパフォーマンス見せまSHOW」になってました。
気になって聞きたがる飯塚氏も、それを止めようとする冷静な豊本氏も、良い感じに絡んで、コレも適材適所といったところでしょうか。


・9800円の旅行。
カニ食べ放題9800円の旅行に来た角田と飯塚。(飯塚が角田のコトを「先輩」と呼んでいるので、会社の先輩・後輩か何かなのだろう。)
どうやら旅行内容が酷かったらしい。
カニ食べ放題ではあったが、制限時間15分。飯塚は5本しか食べられず、角田は2本しか食べられなかった。
歴史資料館は15分で見られるのに、そこは2時間もとっている。蛍見物に行くも、蛍は1匹もいない。
角田が「文句を言わなきゃダメだ!」と言うと、ちょうどそこに添乗員(豊本)が現れる。
飯塚に促され、添乗員の元に行くが、元々気弱な性格らしく、文句は言えない。「集合時間は何時ですか?」と何故か集合時間を聞き帰って来る。それを見ていた飯塚が角田に文句を言うも「眠い〜」と言い出す。
最後、飯塚が文句を言うと、添乗員は「じゃあ、お金をお返しします」と返答。
それに便乗しようとして強気で「オイ!」と添乗員に言うも、「何ですか!!」と逆ギレされる。角田「集合時間は・・・10時ですね・・・。」

添乗員に文句が言えず、何回も集合時間を訊く角田氏が可笑しかったです。


・サングラス
映画を見ようと相談する、飯塚・豊本。そこに遅れて角田が到着する。見慣れないサングラスをかけている。
飯塚「それ、買ったの?」と訊くと、角田は「もともとあったんだ。」と言う。
飯塚「いつ買ったの?」と訊くと「中3の秋」という答え。
飯塚「何でそんな中途半端な時に買うんだよ!せめて夏に買えよ!!」
飯塚は角田が嘘を付いてると確信し「最近買ったんだろ?」としつこく訊く。
角田は「実は貰ったんだ」と言うも、信じない。
結果、飯塚の尋問にキレた角田は「あぁ!昨日買いました!!何故かって?モテたいからサ!!男に生まれて来たからには、モテたいじゃないか!!」と凄いイキオイで全てブッチャける。
飯塚「・・・ゴメン。そんなに急に全部ぶっちゃけると思わなかったから・・・。」
「似合わないか?」と訊ねる角田に、飯塚は「そんなコトないよ。」と答える。豊本にも訊くと、豊本は「似合わない。変だよ。」
苦悶する角田。サングラスをはずし、テーブルに放り出し、「もうかけない!!」飯塚「せっかく買ったんだから・・・」とあやし(子供をあやすようにあやすんだ(^_^;))、もう1度かけさせる。「いくらしたの?」という豊本の問いに「3万円」と答える角田。「バッカじゃないの。3万円も出して、変になってどうするの?」と言う豊本。
苦悶する角田。飯塚は、もう1度慰め「俺は似合うと思うよ。」と言うが、角田「だって、オマエ、センスねぇじゃ〜ん!!」
この台詞に怒る飯塚。
一応その場がおさまり、映画に行こうとすると、やおら、豊本がバッグから微妙〜な赤いタータンチェックのキャスケットを取り出し被る。角田「豊本・・・それ、変だよ・・・。」豊本、キャスケットを脱ぎ、かなぐり捨てる。
暗転

EDトークでも言っていたのですが、角田氏の声が、最初の不良と教師のネタの時から潰れていて吃驚しました。
豊本氏曰く「角ちゃんが喋ると、お客さんが(不安がって)ピリピリするの・・・。」
確かに(^_^;)。
大丈夫なのか?と不安になる潰れ方。私は「下手したら最後までもたないのでは?」とすら思いました。何とか大丈夫でしたが、途中何回か掠れた・・・。角田氏「俺、JCAじゃないから、腹式呼吸出来ないんだよね・・・。JCAに入って1からやり直そう・・・。」

東京03のネタの特徴や味は、確かに、角田氏のテンションにあるのかも知れません。それは、エンタの神様などのTV番組でネタをやる時や、合同ライブでネタを1本やる時などは、有効だと思います。
ただ、単独ライブで全てその調子だと、単調に見えてしまうのです。なので欲を言えば、角田氏がローテンションで全く喋らない、動かないようなネタも見てみたかったです。そうすると、もっとメリハリが出て、角田氏の声も潰れず(^_^;)、良かったんじゃないかなぁ〜と。
上記のような理由から、今回のお気に入りネタは、角田氏がややローテンションの『告白』と、角田氏の台詞がなく苦悶の状態のみで見せる『うっとおしい角田』でした。

ネタの作りこみや、演出は上手いと思います。
ストップウォッチの「1回やらせて!」とかね。確かに今誰か入ってきたら、完全に誤解されるよね(^_^;)。

今回分かったのですが・・・。
角田氏は手が綺麗。指が長く、女性のような手をしてらっしゃる。「その手を切って、私にくれ!!」そんなコトもちょっと思いました(笑)。
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