単純労働はいいですね。手作業に没入して忘我の境地に至ってしまうところがなんとも心地よい。ビバ、モダン・タイムス! ちがうか。
とはいえ、機械ができることは機械にやらせてしまうわけでして、そのあたりも微妙に起伏があって意外と飽きません。たまにビッグウェーブも来るし。
作業が細分化されているので、RPGでいうところの細かいミッションをどんどんコンプリートしていく感じ。スムーズに進めば勝ち、ぎこちなくなってしまうと負け。勝てば、「WINNER、俺」なんだけど、あんまり勝てませんでしたね。大崩れはしないけど、ボギー連発っぽく。いきなりゴルフかよ。
初日なんで、そこらへんはそんなものかと。
基本的にはトヨタのカンバン方式にそって作業が進んでいくのですが、工程を極限まで細分化し、個々のプロセスを独立して入れ換えられるように再構成しているところはアメリカっぽくもあって、おそらくハイブリッドなのだと思います。
作業はいちいちチェックしながら手順を踏んでいきます。とにかく片付けるだけなら無駄といえば無駄なのですけど、そこに「人間は間違えるもの」という基本理念が貫かれていて、いかにもアングロ・サクソンな感じ。
実際、途中でちょっと問題が起こったのですけど、チェックシートをたぐってすぐに解決していく局面があって、やはり、ログは重要ですな。
このチェックはなぜ(どういう失敗を回避するためのものなのか)とか考えながら作業するのもおもしろくて、しばらく仕事がマイブーム(古いか)になりそうです。
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