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2011年07月07日07:32

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函館B級グルメ、元祖小いけの大カレー(7/3)

[1849]
先週末は、函館競馬を観戦しに行くのに、土曜日も日曜日も同じ列車で函館に着く予定だったから、「先代の伝統の味を引き継ぐのはこっちだ」と譲らない2軒のカレー屋を、土曜と日曜のお昼に食べて比べてみることにした。

土曜日は、4日の日記に書いた通り、亡くなった先代の息子さんがやっている「印度カレー小いけ本店」で食べた。

翌日曜日3日は、今度は先代の元で修業していた弟子がやっている「元祖小いけ」に寄る。

「小いけ本店」では、厨房に男性が1人、接客は女性2人で担当していたが、こちらは厨房に2人、接客に1人、3人とも全員おじさんが働いていた。

今回は純粋にカレーの味を確かめようと、「大カレー(730円)」を注文。
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ちなみに、普通盛りは620円である。

最初にルーをライスに全部掛けてしまう。
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「小いけ本店」の茶色っぽいカレーより、こちら「元祖小いけ」のカレーは明らかに黄色い。

そして、水分が多い緩いカレーで、ライスに染み込んでいくから、ルーを掛けた後は黄色くなったライスが見える。

具はお肉と、後から入れたと思われるあまり火の通っていないシャキシャキ感のあるたまねぎを確認。
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そして、やはり空煎りした小麦粉の風味の強い粉っぽいカレーで、「小いけ本店」もかなり辛かったが、こちら「元祖小いけ」はもっと辛く、食べていると額や後頭部に汗が噴き出してくる。

そんなに暑い日ではなかったが、額からぽたぽた汗を垂らしながら完食。
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辛かったが旨かった。

ちなみに、こちら「元祖小いけ」のつけ合わせはオーソドックスに福神漬と紅生姜だった。
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ボクは先代のカレーを食べたことはないから正しくは分からないが、どちらが先代オリジナルのカレーに近いかと言えば、この「元祖小いけ」の方が近いんだろうと思う。

ただ、先代が出していたカレーは「まったく具らしいものは見当たらないしゃびしゃびのカレー」だったと言うから、こちらも先代のカレーとは異なるのは間違いない。

結論としてまず言えることは「先代が出していた伝統のカレーは絶滅した」ということ、そして、それを知らないボクにとっては息子さんがやっている「小いけ本店」も、弟子がやっている「元祖小いけ」も、それぞれ先代のカレーをベースに進化を遂げ、それぞれが違うカレーとして特徴的で、「どっちも旨い」ということは言えると思う。

片方だと判断つかないが、両方食べると「これも現代の函館名物と言っていいんんだろうな」と思えるのであった。

【参考】
去年行ったときの日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1550217803&owner_id=18367645
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