先日の日曜日、
『第4回おおたインターナショナル駅伝』にボランティア要員として参加しました
と言っても、かなりユニークな駅伝大会です。
5人ひと組のチームが¨たすき¨を繋いでいくのですが、
なんとそのチーム、当日初めて顔を合わすメンバーです。
小学生の方、
シニアの方、
車椅子を使う方、
視覚障がいを持つ方、
聴覚障がいを持つ方などなど、本当に様々な選手が集まります。
走行距離は1人、1kmで
速さを競うのではなく、
チーム毎に目標タイムを予想して、それに近いチームが優勝というスタイルなので、誰でも気軽に参加できます
さらに、各選手には中学生、高校生を中心とした、併走ランナー(ペアになって、一緒に走る人)が付きます。
彼らも、当日初めて対面する、チームの一員であります
ただ単に一緒に走ることもあれば、
車椅子を押したり、
視覚障がいの方をリードしたり、
オーバーペースなら、スピードを落として貰ったり。
パートナーによっては、なかなか難しい役割でもあります。
そして、
当日初めて結成されるチームをまとめるのが、2名のチームマネージャーです。
僕ら専門学校生や、大学生の方、先生などがこれにあたりました。
早朝、やたらグロッキーで腹の調子が悪く、皆様にご迷惑をお掛けしつつ会場に到着した私でしたが(遅刻です
)。
とにかく楽しかった
帰るときにはすっかり元気になっちゃうくらい(自分でもビックリ 笑)
午前中、
併走ランナーが足りずに、ブラインドサッカー(ボールから音が出る、目隠しサッカー)の日本代表選手のAさんと一緒に走ったのですが、
¨たすき¨をAさんに掛けて、
『オーケーです
行きましょう
』
と言った瞬間に
50[m]走ばりのロケットスタートをかますAさん
一瞬遅れて、チームマネージャーの帽子をすっ飛ばしながら、全力疾走で並ぶ俺
一気にどよめく会場(そりゃそうだ)
俺の内心もどよめいている(笑)
Aさんには僕のスポーツタオルの一端を持って貰っている。
僕はそれを引きつつ言葉を掛けて、Aさんの爆走をサポートする。
『Aさん、もうちょい左です
……良いですよ、丁度真ん中を走ってます』
競技場のトラックを回ると、外の公園の道を通っていく。
普通の公園の遊歩道だけど、
曲がりくねっていて、方向を事前に指示しながら突っ走るには、やはり狭い。
あまり急なカーブはスピードを落として貰い、
間に合わない時には体でブロックしながらコースを修正する
競技場に戻ってくる頃には、最近覚えがないぐらい、息が上がっていた。
『もうすぐだよ
』係員さんから声援が飛ぶ。
『真っ直ぐ………です……』僕の指示も途切れ途切れ(笑)
最後の力を振り絞って、ギアを上げるAさん。
マジで
まだいけちゃうの
と内心、ちょっぴり(?)悲鳴を上げながら走る俺。
『もうすぐ右……です。……競技場に入ります。』
2人ともバテバテになりながら最終コーナーを駆け抜け、
1[km]を5分29秒でゴール
(たすきを渡す)
……とにかく、
汗ダラダラ、息ゼイゼイで、
1位のタイムを出したわけでもないけど
『1[km]は気合いでいける距離かと思ったんですけど、バテちゃいましたね(笑)』
と、笑顔で言うAさん。
¨とりあえず思い切りやって、バテたら根性でカバーしよう¨
そのスタイルが懐かしくて眩しくて、
やっぱり凄い楽しくて
『そうですね(笑)でも、みんなの記憶に残る走りになりました。
うん、本当に楽しかったです
』
、
、
、
無事にレースが終わると、昼食兼自由時間となる。
Aさんは仲間とブラインドサッカーをするし、
シニアのソフトボールチームも練習するし、
バンドの生演奏もあるし、
小中学生くらいのバトントワリング(?)もあるし、
ボディビルダーは居るし
(あの筋肉は凄い。喜んで触る方とドン引きする方と2種類に分かれる)
僕はというと
チームメンバーの中高生とダベッてたり、
クラスメートにラグビーボールの投げ方を教わったり、
小学校低学年くらいの子たちが柔らかいフリスビーで遊ぶのに、ちょっと混じったりしていた。
車椅子の子も、
手話で話す子も、
あんまり関係ない。
笑顔が、
フリスビーを拾ってきて、相手に渡す手が
あっさりと、みんなを繋いでしまう。
ほんと、よく遊びました(笑)
勉強になったことや、
課題も沢山あるけれど、
とにかく楽しかった。ビックリするくらい。
朝、グロッキーだったのに、凄く元気になっちゃってるし(笑)
あれは本当に日曜日らしい、日曜日かもしれません。
筋肉痛が残る火曜日よりお送りしました(笑)
今後の抱負:
→もっと体力つけよう
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