コ)おひとり様物語

　著作／谷川史子　講談社発行　今月購入のコミックスで、作家買いです。

　作者を知ったきっかけがこの作品で、現在は廃刊になった雑誌に掲載されていた物で、現在は他紙で引き継ぎ掲載の１話完結の連載です。

　今月発売が３刊ですが、少女紙ジャンルとして絵柄には清潔感が在るものの内容が深く純文学に通じる感が有る作家です。

　
　因みに昨年、青年誌からもコミックスが発行されていますが青年誌の読者要求コードが有ってキャラクターデザインに模索されたそうです。

　セーラー服・黒髪・おさげ・巨乳、等ですね。

　そのコードを考えると、少年紙の方が最近はパターン化されている感があり、面白いと思った作家を見ると大概は女性だったが多々有ります、女の方が現実感が有りますからか、それこそトホホな話です。


　しかしコミックスに対しては５０代後半以上は軽視するが見受けられますが、クール毎のＴＶドラマには必ず原作が有る様に、確実な作家では取材も膨大に成る上にそれを絵に起こすのですから。

　更に面白いドラマの作家も４０代以下ならば、コミックスには確実に影響を受けており、子供の読み物だと軽視する自体が損をしていると思うのですがね。

　一方、作品毎には狂信者も有りますので、その模様を見てしまうと読む前に冷めてしまう問題点と至りますか。