野に咲くタンポポが良い

ちょうど今頃の季節だった。


小学校の図工の時間


先生が、


『¨春¨と聞いて思い浮かぶ色を作って、画用紙に塗って下さい』


と言った。


みんなが出来上がると、

『はい、それでは画用紙を見せて下さい』


と言う。


みんなで、

それっとばかりに画用紙を掲げる。


教室中が、ピンク色だった。


僕は、とてもビックリした。


ピンク色の春なんて見たことなかったから。


春は、
きらきら光る、薄い緑だ。

引っ越しちゃったけど、
育った団地の庭も
空き地も
裏山も


柔らかくて


砂利と青い匂いがして


前の日に降った雨が


日にきらきら光る緑色だった


そこにモンシロチョウが飛んで

アリんこがいて

石の裏にはたまに、ムカデもいる



お母さんはチューリップが好きだったけど


僕は絵の具みたいな色だと思って、


あまり好きじゃなかった

タンポポがいい


きれいだから


緑と黄色が、とってもきれいだから


多分、


僕は花より葉が好きだ



そんな感覚だからだろうか


有楽町の国際フォーラムの広場を見ると


毎回、凄く違和感がある


建物と建物の間を


絶妙なレイアウトで、


一本、一本、
空間を縫うように伸びている木々


枝の伸び具合、


葉の茂り具合まで


日光とレースカーテンみたいに


絶妙な落ち着きを醸し出している


だから僕には、木に見えない。


でも、それは木なんだって知ってるから



凄〜〜〜〜〜〜〜く、



変な感じがする。



仙台の定禅寺通りくらいには、
延び放題に枝を広げて欲しいものだ(笑)



ところで、


２音半下げチューニングしていた


僕の人生を変えた（ギターを教えてくれた）人から継承したギターが


明日には、
ノーマルチューニングに調整し直されて返ってくる


凄く、楽しみです


エンジョイ


そして


ＤＯ ＭＹ ＢＥＳＴ


マイペースにね