mixiユーザー(id:9724239)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2010年08月11日01:17

320 view

鳳凰三山　H22.08.09～10

前の日記では、両親と共に常念岳に登りましたが、実は、その時の第二候補に挙げられていたのが鳳凰三山なのでした。今回は単独、テント泊なので思う存分に山を堪能して来ました。しかしいつもと違うのは、訳あって移動手段に軽自動車を利用した事。まあ下界では散々雨に降られたので丁度良かったのかも。

9日［小雨］
4:00出発、10:30青木鉱泉駐車場（13:00まで停滞）～17:50鳳凰小屋
青木鉱泉に着いたものの生憎の雨。嫌気が差して、このまま停滞かと車内で寝てました。昼過ぎには漸く小降りになって来たので、意を決してドンドコ沢伝いに登り始めます。やっぱり沢沿いのコースは変化に富んでいて面白いです。水もふんだんに補給できるから、却って楽に思えます。
何とか明るい内に鳳凰小屋に辿り着きました。「山と高原地図」によるコースタイムは5時間20分ですから、まあ私の足ではこんなものでしょう。しかしこの鳳凰小屋、随分とこぢんまりとしていて、明らかに両親と来なくて良かったと思える様な装いでした。スタッフの対応はとても感じが良かったんですけどね。
小雨の中、久し振りにテントを張ります。小さなテント場で、私を含めて10張り程度でしたが、それでも半分以上を占めていました。話が筒抜けなのが結構面白かったり…。さて、明日は晴れてくれるんでしょうかね。

10日［晴れ後雨］
5:00鳳凰小屋～鳳凰三山縦走～13:30青木鉱泉駐車場
どうやらこの星空は晴天っぽい。3時には起き出して、ゆっくりと身支度を整えます。テント泊の場合って意外に手間取るもので、漸く5時には出発です。それにしても何て気持の良い朝なんでしょう。砂地の斜面を登り切れば、そこは地蔵岳。流石にオベリスクの先端には登れなかったけれど、そこからの眺めは、少し雲が掛かるも絶品でした。甲斐駒ヶ岳はやっぱり秀麗で、白峰三山には何時かはちゃんと縦走したいとの思いを強くし、遠くには槍・穂高連峰も眺め遣れて、気分は上々です。
稜線上は大した起伏もなく、1時間も縦走すれば観音岳の頂に到着しました。ここからの眺望も開放感があって素晴らしい。趣く儘に小休憩を取っていると、次第にガスが掛かり始めて、どうも大気が安定していない様子です。目前の薬師岳までは凡そ半時間の道程で、早目に縦走して中道を降りた方が良さそうです。
案の定、尾根道を下り切る頃には雨も降り始めて、青木鉱泉に着く頃には汗と雨で全身びしょ濡れになってしまいました。早速鉱泉（風呂）に入らせてもらいます。爽快！しかしこの味っ気ない風呂に千円は高いと思うぞ