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不治の病や一生治らない障害を抱えている方には恐縮だが、昨日は運命の日だった。
2月に負った右肩の腱板断裂の手術を4月3日に受けた。
執刀したのは北大の末長直樹医師、腱板断裂についての著書もあるなど、肩の内視鏡手術のエキスパートで、名医らしい。
おかげで、G3(4段階あるうちの2番目に重症のレベル)の腱板断裂だったにもかかわらず、切開せずに済んで5ヵ所の穴だけで傷も目立たずに済んだ。
いい医師に当たったと思う。
ただ、あちこちで引っ張りだこで、札幌の自分の病院だけでなく、道内を中心に飛び回っているから、釧路には月2日しか来ない。
病院では主治医の診断の結果退院の許可が出るまで入院しているしかないが、そのチャンスが月2回しかない、ということなのだ。
5月15日に診察を受けてから、3週間釧路に来なかったから、ずっと塩漬けになっていたわけである。
昨日、ようやく末長医師が出張してきてくれて、診察を受けた。
その結果、待望の退院の許可が出た。
完治のメドは術後9ヵ月の予定で、まだ右腕が上がらず顔を洗うこともできないが、これからは当面週2回通院しながらリハビリすればいい、との判断となり、ようやく病院から退院できることになった。
病院と打ち合わせした結果、明日7日にリハビリを受けた後、入院費の精算手続きなどをして退院することが決まった。
入院したのは、まだ降れば雪だった頃、桜も散りすっかり春になってしまった。
2ヵ月ちょっと、長かったな。
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