mixiユーザー(id:7106525)
2010年05月12日07:51
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安部芳裕『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』
地球温暖化［2010年05月08日］
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ここで少し書いたが、第1章『お金の歴史』は経済に詳しくない俺には勉強になったので、改めて日記に書く。
5〜6ページ；はじめに――金融システム設計者の意図に気づいた理由（一部省略）
---- [start] quotation ----
今から20年ほど前、私は環境問題に興味を持ちました。
昨年、日本でも評判になった映画『不都合な真実』でアル・ゴア氏が語っていたような危機的状況を知り、「このままでは地球に人が住めなくなってしまう。」と一人で焦っていました。
（中略）
環境問題の解決策を模索していくと必ず「地域循環型社会への転換」に突き当ります。すでに答えは出ているのに、現実に進行しているのは、逆方向のグローバリゼーションでした。そこで初めて私の関心は経済へと向かいます。
1999年、NHKで放送された『エンデの遺言』という番組を観て、初めてお金のシステムそのものに構造的な問題があること。そして、その問題の解決策として地域通貨という実験的な試みが世界各地でおこなわれていることを知ります。
---- [ end ] quotation ----
「エンデの遺言」でぐぐれ
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資料室（エンデの遺言 〜根源からお金を問う〜 ） ＜Anti-Rothschild Alliance＞
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エンデの遺言
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「ミヒャエル・エンデ」でぐぐれ
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30ページ；第1章『お金の歴史』；お金の発達史�ァ宗戎�用創造から近代銀行制度が始まった（一部省略）
---- [start] quotation ----
金の保管所の預り証で決済するほうが安全で便利なので、この預り証がお金の役割を持つことになりました。紙幣の誕生です。
ところが、皆が預り証で決済するようになると、金細工師の金庫に金は眠ったままになります。金細工師は、この金を裏付けとしてお金に困っている人に紙幣を貸し付け、その利子を取るというビジネスを思いつきました。これが近代的な銀行制度の始まりです。ですから、当時のお金＝銀行券という紙幣は、それを銀行に持っていけば相当分の金と交換できる兌換券でした。
こうして、お金は銀行貸付けに基づくお金に変身し、お金は銀行から融資を受けた時に作られるようになります。
---- [ end ] quotation ----
「お金は銀行から融資を受けた時に作られるようになります」か。利子があるからお金は永久に増え続けるわけだ。融資を受けた人全員が利子を返せれば問題ないが、返せない人は更に融資してもらう＝借金することになるわけか。利子とは「経済的付加価値」を見越したものと考えて良いのだろうか？人間誰もが経済的付加価値を生み出せるものだろうか？
39ページ；第1章『お金の歴史』；第二次世界大戦とゴールド（一部省略）
---- [start] quotation ----
金が米国に集まっていたことが決め手となり、1944年に開かれたブレトン・ウッズ会議で、米国は世界の銀行という役割を担うことになります。ドルが世界の基軸通貨となり、「米ドルのみが金と交換可能で、他国のお金は米ドルと交換できる」という金為替本位制がとられることになりました。
---- [ end ] quotation ----
39〜40ページ；第1章『お金の歴史』；金本位制の崩壊（一部省略）
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1971年、当時の大統領ニクソンが、ニクソン・ショックと言われるドルと金の交換停止を発表します。お金は兌換券から不換券へと転換しました。金という物的制限を失ったお金の発行量は際限なく膨れ上がり、金融市場はまるで糸の切れた凧のように不安定なものとなっていきます。
---- [ end ] quotation ----
なるほどぉ。
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『利子は未来へ問題を先送りしています。このまま利子が膨れ上がっていくとしたら計算上遅かれ早かれ、大体、2世代後に、経済的破滅か地球環境の崩壊かのいずれかへと突き当たります。それが根本問題です。』
＜マルグリット・ケネディ（エコロジー建築家）＞
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『お金は増え、しかも永遠不滅という性質があります。しかしお金というのは、神とは違って人間が作ったものです。自然界に存在せず、純粋に人間によって作られたものがこの世にあるとすれば、それはお金です。だから、歴史を振り返るということが重要なのです。』
＜ミヒャエル・エンデ＞
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「お金は増え、しかも永遠不滅という性質」か。そうだな。これが恐ろしいことの根本かもしれない。人は誰でも死ぬ。「永遠の命」という欲望が「お金」に込められているのが実感できたような気がする。
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ここで少し書いたが、第1章『お金の歴史』は経済に詳しくない俺には勉強になったので、改めて日記に書く。
5〜6ページ；はじめに――金融システム設計者の意図に気づいた理由（一部省略）
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今から20年ほど前、私は環境問題に興味を持ちました。
昨年、日本でも評判になった映画『不都合な真実』でアル・ゴア氏が語っていたような危機的状況を知り、「このままでは地球に人が住めなくなってしまう。」と一人で焦っていました。
（中略）
環境問題の解決策を模索していくと必ず「地域循環型社会への転換」に突き当ります。すでに答えは出ているのに、現実に進行しているのは、逆方向のグローバリゼーションでした。そこで初めて私の関心は経済へと向かいます。
1999年、NHKで放送された『エンデの遺言』という番組を観て、初めてお金のシステムそのものに構造的な問題があること。そして、その問題の解決策として地域通貨という実験的な試みが世界各地でおこなわれていることを知ります。
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「エンデの遺言」でぐぐれ
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資料室（エンデの遺言 〜根源からお金を問う〜 ） ＜Anti-Rothschild Alliance＞
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エンデの遺言
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「ミヒャエル・エンデ」でぐぐれ
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30ページ；第1章『お金の歴史』；お金の発達史�ァ宗戎�用創造から近代銀行制度が始まった（一部省略）
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金の保管所の預り証で決済するほうが安全で便利なので、この預り証がお金の役割を持つことになりました。紙幣の誕生です。
ところが、皆が預り証で決済するようになると、金細工師の金庫に金は眠ったままになります。金細工師は、この金を裏付けとしてお金に困っている人に紙幣を貸し付け、その利子を取るというビジネスを思いつきました。これが近代的な銀行制度の始まりです。ですから、当時のお金＝銀行券という紙幣は、それを銀行に持っていけば相当分の金と交換できる兌換券でした。
こうして、お金は銀行貸付けに基づくお金に変身し、お金は銀行から融資を受けた時に作られるようになります。
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「お金は銀行から融資を受けた時に作られるようになります」か。利子があるからお金は永久に増え続けるわけだ。融資を受けた人全員が利子を返せれば問題ないが、返せない人は更に融資してもらう＝借金することになるわけか。利子とは「経済的付加価値」を見越したものと考えて良いのだろうか？人間誰もが経済的付加価値を生み出せるものだろうか？
39ページ；第1章『お金の歴史』；第二次世界大戦とゴールド（一部省略）
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金が米国に集まっていたことが決め手となり、1944年に開かれたブレトン・ウッズ会議で、米国は世界の銀行という役割を担うことになります。ドルが世界の基軸通貨となり、「米ドルのみが金と交換可能で、他国のお金は米ドルと交換できる」という金為替本位制がとられることになりました。
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39〜40ページ；第1章『お金の歴史』；金本位制の崩壊（一部省略）
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1971年、当時の大統領ニクソンが、ニクソン・ショックと言われるドルと金の交換停止を発表します。お金は兌換券から不換券へと転換しました。金という物的制限を失ったお金の発行量は際限なく膨れ上がり、金融市場はまるで糸の切れた凧のように不安定なものとなっていきます。
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なるほどぉ。
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『利子は未来へ問題を先送りしています。このまま利子が膨れ上がっていくとしたら計算上遅かれ早かれ、大体、2世代後に、経済的破滅か地球環境の崩壊かのいずれかへと突き当たります。それが根本問題です。』
＜マルグリット・ケネディ（エコロジー建築家）＞
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『お金は増え、しかも永遠不滅という性質があります。しかしお金というのは、神とは違って人間が作ったものです。自然界に存在せず、純粋に人間によって作られたものがこの世にあるとすれば、それはお金です。だから、歴史を振り返るということが重要なのです。』
＜ミヒャエル・エンデ＞
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「お金は増え、しかも永遠不滅という性質」か。そうだな。これが恐ろしいことの根本かもしれない。人は誰でも死ぬ。「永遠の命」という欲望が「お金」に込められているのが実感できたような気がする。
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