斎藤貴男の『機会不平等』を読み始めた。冒頭(「文庫版のためのまえがき」を除く一番最初)の段落で物凄い衝撃を受けた。
16ページ;教育改革国民会議座長の「優生学」
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「人間の遺伝情報が解析され、持って生まれた能力がわかる時代になってきました。これからの教育では、そのことを認めるかどうかが大切になってくる。僕はアクセプト(許容)せざるを得ないと思う。自分でどうにもならないものは、そこに神の存在を考えるしかない。その上で、人間のできることをやっていく必要があるんです。
ある種の能力の備わっていない者が、いくらやってもねえ。いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの子供の遺伝情報に見合った教育をしていく形になっていきますよ」
江崎玲於奈・教育改革国民会議座長(七十五歳)が力説している。二〇〇〇年六月下旬、彼の城である芝浦工業大学学長室。首相の私的諮問機関のリーダーとして戦後教育の抜本的改革を進めるノーベル物理学賞受賞者は、そして「優生学」を口にした。
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これはかなりやばくないか
本当にそんなことを発言したのだろうか?
俄には信じられない
俺にとっては本当にとてつもないショックだ
これは読まねばならない本だ
「斎藤貴男 機会不平等」でぐぐれ
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%96%8E%E8%97%A4%E8%B2%B4%E7%94%B7+%E6%A9%9F%E4%BC%9A%E4%B8%8D%E5%B9%B3%E7%AD%89
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