ちょっと前のニュースですけど、松井秀喜がヤンキースからエンゼルスに移籍した記事でアメリカの新聞紙面の画像があって、見出しがしっかり "SAYONARA Matsui" になってました。
サヨナラ・ホームランがそのままむこうでも通じるのは知識として知ってましたが、ふつうの新聞にも用いられるぐらい広まっているのは意外でした。
これも旧聞に属することですが、オラクルのラリー・エリソン会長のヨットの名前もサヨナラ号だとか。
グッバイは軽快で、語感だけなら日本語の「あばよ」に近いといえるでしょう。
音のやわらかい「さよなら」には、別離にともなう哀感のニュアンスがより多く含まれていて、とても叙情的な印象を受けます。アメリカでこの言葉が使われるようになったのも、話者の心理のその部分にぴったりはまったからではないでしょうか。
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