2009.12.24 らんぷ亭はゼンショーとは関係ないですよね。なか卯と間違えてました。トホホ。
失われたとか消えたとか、そんなタイトルばかりで恐縮な今日この頃です。
タイトルの一覧を眺めてみたら、二重投稿をみつけてしまってまたブルーマンも千秋楽な2009年の師走でもあります。
ウェンディーズの日本でのフランチャイジー契約を結んでいたゼンショーが今年末で契約を更新しないと発表しました。まずまず今年いっぱいでお別れです。
市立中央図書館から野毛の坂を下りたちぇるる野毛にウェンディーズが入ってまして、ちょくちょくお世話になってました。関係ないですが、桜木町駅前の神戸らんぷ亭も店じまいになってまして、この方面におけるゼンショーの頽勢は著しいものがあります。どうでもいいですが。
私はさほどハンバーガーに造詣は深くないので、マクドナルドもモスもロッテリアもウェンディーズもフレッシュネスもベッカーズもひとくくりに把握しています。そもそも、そんなにハンバーガーを食べる機会はありませんから。
そんな私にとってウェンディーズといえば、チリビーンズでした。思い返してみると、チリビーンズはウェンディーズでしか食べたことないし、見たこともないですね、そういえば。
アメリカのマザーランド、中西部を舞台にした映画で、奥さんが憶えたばかりの新しい料理を作って出したら、農夫の夫が「こんな小洒落たもんが食えるか!」とちゃぶ台というかテーブルをひっくり返し、チリビーンズを作らせて「おお、やっぱりこいつに限るぜ」と機嫌を直してがっつくシーンがあったと思います。
なんていうか、大阪人にとってのたこ焼きみたいなもんですかね。ウェンディーズ発祥のオハイオは北東部にありますが。
はっきりいえば粗末な食べ物でして、それだけに利幅も少ない、結果としてよそにないメニューだったのかもしれませんが、これを食べるたびにコカコーラでもマクドナルドでもハリウッドでもない、カウボーイが牛の群れを追っていたころのアメリカに触れた気がしたものです。
これからは図書館からの帰りが少し手持ち無沙汰になりそうです。
まあ、「こんなになってから日記で取り上げるやつより、ちょくちょく食いに来てくれる客の方がありがたかったけどな」と言われてしまえば、返す言葉はないけどな。ジャンジャン!
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