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2009年12月14日14:16

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迷宮入りの決定

世田谷一家 服に三浦半島の砂?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1049664&media_id=2

こうした内容がこの時期に報道にリークされるのは、もうすでにこの事件で警察が捜査の手段を失っていることを表しているのだろう。

これらの事実は鑑識によって最初期に判明していたはずの事柄で、今になって解明されたわけではあるまい。
それを今更小出しに公開するのは警察が、我々は今でも仕事してますよ、事件を忘れたわけではありませんよと、世間に対して装いたいからに他あるまい。

だいたいこうした微細な物的証拠は普通公開せず、犯人逮捕後、尋問によって引き出された内容と照会することで、犯人しか知り得ない事実の暴露として公判材料とするものじゃないのか。
それをさらけ出しているということは、もう警察は立件など想定してないということだろう。


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 東京都世田谷区で00年12月、会社員の宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件で、犯人が遺留したジャンパーの中にあった砂は三浦半島の海岸のものである可能性が高いことが警視庁成城署捜査本部の調べで分かった。また、ヒップバッグの中から検出された砂は米国カリフォルニア州のモハーベ砂漠の砂と酷似していることも判明。捜査本部は14日、犯人が現場に脱ぎ捨てたトレーナーなどから検出された「ローダミン」と呼ばれる粉末状の蛍光染料を報道陣に公開した。

 ジャンパーに残された砂は、三浦半島の▽三浦海岸▽北下浦海岸▽馬堀海岸−−のいずれかのもの。ジャンパーは事件の2カ月前から販売されていたことから、捜査本部は犯人が事件直前に三浦半島付近に立ち寄った可能性があるとみている。

 捜査本部が公開したのは、ローダミンの▽Basic Red 1▽Basic Red 1:1▽Basic Violet 10−−の3種類の成分。2階の居間で犯人が脱ぎ捨てたとみられるトレーナーの胸など前面部分から2種類、ヒップバッグの裏地に3種類が付着していた。ローダミンは大阪市淀川区のメーカーの商品名だが、都内の会社も製造している。

 塗料メーカーによると、ローダミンは赤茶色の粉末で、水に溶かすとピンク色に発色する。主に中国とインドから年間数トンが輸入され、国内メーカーが印刷用インキや道路標識用ペンキ、看板に使う蛍光顔料に加工して販売している。一般の人が入手することは困難で、捜査本部は3種類ものローダミンを扱うのは研究施設や染色工場、インキ製造業者、舞台用の造形物制作関係者などに限定されるとみている。

 また、捜査本部が昨年8月ごろに宮沢さん方1階の車庫を調べたところ、車庫内の木製の収納物に、同じ3種類の染料が付着しているのが確認された。捜査関係者によると、事件当時、車庫はシャッターが閉まったままで犯人が出入りした形跡はなかった。

 宮沢さんはCI(企業のイメージ戦略)などを手掛ける会社に勤務。仕事で蛍光染料を使うことはなかったが、大学時代に演劇サークルに所属していた。捜査本部は犯人が宮沢さんと蛍光染料を使って演劇の造形物を制作するなど、顔見知りだった可能性もあるとみて調べている。

 また捜査本部は、犯人が脱ぎ捨てたジャンパーのポケットから見つかった木の葉の破片はケヤキと柳だったと発表。柳はしだれ柳とは別種だが、特定されていないという。情報提供は捜査本部(03・3482・3829)。【古関俊樹、神澤龍二、山本太一】

 ◇世田谷一家殺害事件

 00年12月31日午前10時50分ごろ、東京都世田谷区上祖師谷3の宮沢みきおさん(当時44歳)方で、宮沢さんと妻泰子さん(同41歳)、長女にいなちゃん(同8歳)が刺殺され、長男礼君(同6歳)が窒息死しているのが見つかった。現場から犯人の指紋や血痕のほか凶器の包丁や衣類など多数の遺留品が見つかっている。泰子さんが経営していた学習塾の売上金がなくなっていた。犯人は男で血液型A型、身長175センチ前後(推定)。犯人逮捕につながる有力情報には上限300万円が支払われる懸賞金対象事件に指定されている。
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