[815]
ただでさえ約1ヵ月と短いシシャモ漁の期間だが、不漁だった去年とはうって変わって今年は豊漁で、資源保護のためあらかじめ決められた漁獲枠を早々と獲りきってしまい、シシャモ漁は2週間ほど前に終わってしまった。
それでも、11月一杯はシシャモ料理を出す店はいくつもあったが、12月になって干したシシャモ以外の料理を出す店はほぼなくなったから、シシャモづくしは来年の秋までお預けだと思っていた。
ところが、朗報である。
それは、白糠の「かねだい」では、生のシシャモを冷凍保存しており、今でも料理して出してもらえる、という話を聞いた。
冷凍もせず、純粋に生でなければ作れない刺身や寿司などを除いて、いましばらく色々なシシャモ料理を食べさせてもらえると言う。
それなら、もう1回くらいはシシャモづくしで一杯やりたい。
そこで、おととい先週金曜日11日は、仕事を終えてからJRで白糠へ行ってきた。
釧路19:33発
↓普通(新得行き@530円)
白糠20:12着
白糠駅から歩いて5分ほどの「かねだい」に着き、釧路の地酒「福司」の冷酒を舐め始めた。
突き出しは、今朝白糠で水揚げされたと言うたこまんま(たこの卵)が出てきた(写真2・3)。
ねっとりした新鮮なたこまんまが酢醤油によく合う。
たこまんまを楽しんでいると、まずはシシャモ鍋が出てきた。
パンパンに膨らんだ腹を箸でつつくと卵がつゆに広がり、つぶつぶ感が楽しめる。
鍋にはメスが6匹入っていたから、これで「'09ししゃも160→165」になった。
続いて、出てきたのは天ぷらである。
サクサクと歯ごたえも心地よい飾り衣をまとったシシャモの天ぷらは、天つゆがよく染みてこれもおいしい。
天ぷらはメス4匹だったから、これで「'09ししゃも166→169」になった。
そして、生シシャモの塩振り焼きも出てきた。
干していないシシャモの卵に火が通るか通らないかギリギリの微妙な焼き加減のシシャモはふっくらと柔らかで、やっぱり旨い。
メスが4匹、オスが1匹だったから、これで「'09ししゃも170→174」になった。
全部で15匹、久しぶりのシシャモづくしになった。
白糠22:07発
↓普通(釧行き@530円)
釧路22:42着
ログインしてコメントを確認・投稿する