近所のケーキ屋が閉店してしまいました。
東横沿線の妙蓮寺、白楽、綱島、日吉にお店があって、それぞれ街の名前を冠したケーキがありました。
私は甘いものはあまり食べない人間なので、基本的に縁はないのですけど、街のケーキはお土産に便利でした。ちょっとローカルなぐらいの名前の方が、話題として切り出すのに使い勝手がいいということを知りました。
むしろ、横浜銘菓みたいな大きなくくりの方が、特に言うこともなくて他にテーマを設定しないといけないので面倒くさいです。
さして景気がよかったとも思えないこの数年、ちゃくちゃくとお店を増やしていく様子は心強いものがあったのですが、やはり昨年来の急激な経済の落ちこみの煽りをくらったということでしょうか。そんな急にみんなケーキを買わなくなったりするもんですかね。貸し剥がしかしらん。
お店の淡いグリーンの色使いとか、利用しない人にとっても街の中でなんだか特別なたたずまいを見せるお店でした。そういうところがなくなるというのは、さびしいものです。
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