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昨日、網走の某マイミクさんが厚岸まで来たついでにウチに泊まった。
当然、夜のまちに飲みに出たが、台風18号の影響で2日間サンマの水揚げは途絶えており、さんまづくしはできない。
代わりに、鯨づくしにしようと思ったら、鯨フォーラム当日ということもあって、鯨料理をアピールしている店はどこも満席で入れなかった。
そこで、まずは軽く引っ掛けて時間をつぶすことに決め、くしろ赤ちょうちん横丁の「喰道楽」に寄った。
コーヒー焼酎を飲み始めると、親方が「いつ来るのかと思っていたけどなかなか来ないから、これだけになってしまった」なんて言いながら、何やらキャビアみたいな黒い魚卵を出してくれた。
アブラコの卵を醤油漬けにしたものだと言う。
これは初めてだ。
ちょっとつまんで食べてみると、あまり弾力はなくプチプチ感はないが、脂分の多い濃厚な独特の味がする。
こいつは旨い。
珍しいモノを食べさせてもらった。
その後タラコでつないで、糠さんまを焼いてもらった。
この日は残り1匹しかないと言うので、2人で1匹をつついた。
したがって、1人当たり0.5匹見当だから、これで「'09さんま82」になり、端数が解消した。
身を食べた残りの中骨は、炙って「骨せんべい」にして骨まで食べた。
糠漬けだから、味が染みており、骨までおいしかった。
生のサンマがなければないで、それでも何とかなっちゃうのが嬉しい。
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