[693]
先週まで18週続けて釧路を離れてどこかへ旅しているが、昨日の夜から阿寒湖温泉に来ている。
市町村合併により、旧阿寒町は釧路市になったから、今は阿寒湖も「釧路市内」であり、「釧路を離れて」というのが「旅」の条件だとすると、厳密には「旅」と言っていいのか怪しい。
しかし、釧路市街からは75km離れており、温泉旅館に1泊したし、今日は帰りには釧路市域から外れて弟子屈町、標茶町、釧路町を通るから、小旅行には違いない。
これで連続旅行記録を更新したことにさせてもらう。
6月5日のオホーツクへの旅から始まって19週目、毎週どこかへ旅したことになる。
今回阿寒湖へ来たのは、「阿寒湖まりも祭り」の打ち上げを見物しに来たのだ。
昨日は、釧路の中心部では「鯨フォーラム」の前夜祭が行われ、「鯨創作料理紹介」も行われていた。
「阿寒湖まりも祭り」とカブッた。
どっちも行きたいが、それは不可能だった。
鯨料理はぜひとも試食したい。
「まりも祭り」で行われるアイヌの神事、まりもを迎える儀式や松明行列も見たいが、くじら料理を食べてからでは間に合わない。
「まりも祭り」でいちばん見たいのは、儀式が終わって、21時半から行われる、全道から集結した各地のアイヌが飲みながら舞いや唄、民族楽器演奏などを披露する打ち上げだ。
釧路19:49発
↓国道241号(75km)
阿寒湖畔温泉21:04着
この打ち上げは、言ってみれば「アイヌの人達が日頃の鍛練を披露する最高のハレの場」であり、観光客向けの見世物ではなく、皆真剣だ。
しかも、酒が入って最高潮に盛り上がり、素晴らしい。
関係者のみで行われる打ち上げだが、あらかじめツテをたどって頼んで、もぐり込ませてもらえるよう手配をしていた。
ボクは、神事は部外者である自分は「そっと邪魔にならないよう見させてもらうだけ、記録はしない」主義なので、写真も撮っておらず、メモも取ってないし、内容については説明しないが、この演舞が素晴らしい。
沖縄の神事とも通ずる部分も多いと感じた。
やっぱり彼らは日本全体の先住民族なんだと思う。
ただ、アイヌの人達は酒が好きで、しかも強い。
一緒になって盛り上がることができて感激ではあるが、ノリが良過ぎるアイヌ軍団と2次会にも行き、2時半まで飲まされた。
今日は二日酔いである。
あぁ、気持ち悪ぃ…
今日はゆっくり帰ろう(汗)
ログインしてコメントを確認・投稿する