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帯広で最近「中華ちらし」がブレイク中と言うので、7月に元祖と言われる「春華楼」で「中華ちらし」を食べた。
ところが、よく調べると、帯広名物の「中華ちらし」はもう1系統あって、そっちが主流らしい。
歴史も、別系統の方が長いらしい(ただ、最近までなかなか広まらなかったようだ)。
元々、帯広市内の寿司屋がまかないで従業員に出していたものが、おいしいからとメニューになったらしい。
その店の板前が独立して「あじ福」を開業して、定番メニューとして評判になったようだ。
その板前は引退したようだが、「あじ福」の看板メニューとして存続し、いつしか帯広のあちこちの食堂にも広まったらしい。
27日日曜日、「周遊きっぷ」での札幌からの帰り、帯広で特急から釧路行き普通列車に乗り継いだが、待ち時間が1時間15分あった。
「あじ福」は、駅から歩いて20分ほどのところにある。
駅から歩いて往復して食べるのにちょうどいい時間だから、この機会に行ってみることにした。
「あじ福」に着き、早速「中華ちらし(800円)」を注文。
ご飯の上に、甘辛い味付けのえび、いか、あさり、かまぼこ入りの肉野菜炒めが乗っている。
もやしときくらげの食感が小気味いい。
途中で酢やラー油を回しかけ、味を変えながら楽しんだ。
これが「野菜炒めライス」なんていうネーミングだったらどうってこともないが、「中華ちらし」と名付けたところでそそられてしまう。
B級感満点の帯広名物だった。
個人的には、最初に食べた系統の、もっと甘い味付けの「春華楼」系の方が好みかな…
【参考】
2009年7月7日の日記「十勝・帯広B級グルメ、中華ちらし」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1218216813&owner_id=18367645
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