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2009年05月12日09:15

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「おっぱいバレー」観てきました。

タイトルからして不謹慎な…と思われ勝ちかも知れませんが、とても面白かったです
よ。コメディータッチな所も、しっかりしたストーリーも、ちゃんと楽しめました。CGも無いしね。(笑)

ちゃんと原作に従った、1970年代末期の画面作りや雰囲気で、小道具や音楽や空気を適格に捕らえていて、好ましく思えました。登場する中学生ならではの熱さや真面目さのみならず、30代,40代,50代ならではのキュンとするノスタルジックなアイテムも用意されていて、馬鹿らしいけど当時を思い出して、カミサンと一緒に笑わさせて頂きました。(笑)

さらに画面上の舞台となった北九州出身の者として、すごく身近にあった場所や電車が写し出されている画面は、感慨深い泪物でした。

ただ…その場所を直に知っているだけに、シーン・画面のつじつまが合わないのがわかるのが難点かな。。。
ストーリーには破綻はないのに、意外にも画面に写る撮影現場が。。。

戸畑の中学の設定なのに(原作では静岡)、若戸大橋は1シーンのみ。なぜか関門大橋が、冒頭と中間に2シーン出ていて、思わず門司港舞台かと思ってしまいました。
そして、学校から帰る階段が、どうしても八幡東区か八幡西区の階段だとしか思えません。僕の通った八幡西区の中学を彷彿とさせていました。
戸畑でも山あいだったらアルかもしれないけれど、そうなると電車との接点がおかしくなってきます。
今は廃線になっている西鉄電車の代用で筑豊電鉄が使われていたのは致し方ないとしても(ホントに致し方ないかな?)、校外をランニングしているシーン・ラストシーンは、明らかに八幡西区の筑豊電鉄沿い。(中間から土手の内あたりか?)
中学最寄りの駅「萩原・はぎわら」は、八幡西区の中核・黒崎から数駅離れた駅で、戸畑とは完全に離れています。
そして直方体育館。筑豊電鉄のターミナル、黒崎からの終着駅が直方ですから、これはもう「北九州フィルムコミッション」の暴走に乗せられてしまったとしか言い様がない。これも、綾瀬はるか効果か?(笑)

九州人ならではの「盛り上がり」だと信じたいが(笑)…全国各地に存在する「フィルムコミッション」は、制作者の意図と作品のつじつまをちゃんと考えてくれなきゃな〜と、思った次第。ロケハンの人、注意して下さいね。

さらに言うなら、台詞に北九州弁が完全に排除されていたこと。これが悔やまれます。
…だったら、『戸畑三中』『北九州市』『筑豊電鉄』『萩原』『直方体育館』などの地名や固有名詞が、はっきり別名で架空だった方が、すんなり受け入れられたのになぁ。。。

それでも、ちゃんと楽しめました! 久々に大笑いした邦画です。^_^
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