涙腺砂漠

平凡な日常・・・ある意味幸せでもある訳だが、感動に飢えている私は書物や映像で魂の飢えを凌いでいる。
最近は「マーリー」で涙した事を述べたが、テレビでは2日のサイエンスミステリー7「ありがとうアシュリー」や、昨日放映した「像の背中」で家族愛が切なく美しく・・・・私に訴えた。
最近はえぐっ・・・えぐっ・・・と涙してばかりだ。
まあ、自分でそれを求めている訳なのだが。

そんな中、とてもいい本があるとの情報を得る。
別冊マーガレットで連載されている椎名軽穂の「君に届け」が各所で絶賛されているらしい。
今年の秋からアニメが放映される予定。

ぐ・・ぬぬぅ・・・少女漫画か・・・
人生初の試みだが漫喫にでも行って読んでみるとするか。
という事で行ってきた。


Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ　 Σ^)/フ


泣いてしまいました。


あー、こりゃいい漫画だわ。
見た目が超陰気の黒髪長髪で周囲から「貞子」と呼ばれ避けられている黒沼爽子（さわこ）が主人公。
陰気で怖いと周りから思われているわけだが、爽子自身は内心、友達がほしいと思い続けている。
性格が引っ込み思案のその爽子が周りの人達に好かれよう、役に立とうとひたむきに努力する姿がいじらしい。
純粋な心の持ち主だと気付いたヤンキー風女子、吉田さん矢野さんの二人との物語が非常に泣ける。
クラス一人気者の風早くんとクラス一嫌われている爽子との恋愛劇は楽しめる。
正直、爽子の吉田さん矢野さん二人に対する大切な気持ち思いやりが描かれる2巻までが我輩のピークであった。
あとは恋物語が主流となり少女漫画だなあ〜と感じてしまったな。
でも気になるので今後も読み続けるだろう。
いやあ、あなどれん！少女漫画！！


「君に届け」