突撃！　見知らぬ家のお昼ご飯

　今日なんか天気もいいし、気温も４月中頃の暖かさなわけでして、いつものコートなんぞでなしにジャケットでてくてく桜木町まで歩いていったわけです。

　途中に中華料理屋がありまして、２時すぎになってましたが、まだ営業中らしいので入ってみたら、店主以下従業員が円卓で絶賛食事中でした。さすがに退店しかけましたが、「大丈夫ですよ」と声をかけられ、テーブルにつきます。
　厨房に残っていた店員が注文した麻婆豆腐定食を作ってくれたので、一緒にプラズマテレビでテレビ東京の『トブルク戦線』かなんかを見ながら食べるわけですが、店主はビールなんぞ飲みながら完全にリラックスモード。
　店の中にいたのは、店主夫婦とその子どもの世代の男一人と女二人。若い男女３人は店主の息子か娘、あるいはその婿か嫁ではないでしょうか。全員が中国語でしゃべってまして、日本語は片言です。『トブルク戦線』は吹き替えなのに、日本語の勉強のためか字幕もついてました。とにかくアットホームな雰囲気で、他人の家の食卓にいきなり割込んだような按配でした。

　そのお店、よくあるようにアイドルタイム（午後３時から午後５時まで）の休店時間が設定されています。食事なら、少し暇になった段階で（午後１時すぎとか）順番にとるとか、その時間に一緒にとるとかしそうなものですが、どうせ客もいないということで従食モードに突入したのでしょうか。あるいは、中国に旅行した人がときどき書き記しているように、営業時間内でも関係なしに従食タイムなのでしょうか。
　なんとなくこの緩さは癖になりそうです。