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2008年12月19日16:15

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琳派から日本画へ

久しぶりに、過呼吸&自傷癖を起こしました。
あぁ〜、まさに、♪懐かしい〜痛みだわ〜・・ですね。足の指の皮、ベロンベロン剥けてます(私の自傷行為は、固いモノに、足をガンガンぶつけるのが主)。
まぁ、トリガーとなったのは、母親ですが、コレも毎度のコトですね。
でも、思ったより、鬱状態には落ち込まなかったな・・・。一応、薬が効いているのかな。
鳥兜さんは、精神安定剤と、抗鬱剤、そして、お笑いによって生かされております。

さて、山種美術館の『琳派から日本画へ』の2回目に行って来ました。母がカレンダー(山種美術館のカレンダーね。絵が綺麗なの)が欲しいと言うので、母も一緒。チケットは、毎度お馴染み新聞屋さんからの貰い物です。新聞屋さん、いつも有難う。

私は、やっぱり速水御舟が好きです。御舟の『白芙蓉』。本当に美しい絵だと思います。何度見ても良いなぁ〜、綺麗だなぁ〜と思う。
『桔梗』も美しい。枝にわずかに入れる、エメラルドグリーンの色が美しいのだ。

そして、『名樹散椿』。御舟の描いた屏風。コレ、重要文化財だったのですね。
御舟の絵を見ると「不思議だな」と思うコトがあります。
御舟さんは、写実の絵師です。対象を良く観察し、写実的に、きわめて写実的に描く絵師です。の・・はずなのに・・・。何故だろう。私は御舟の絵には幻想性を感じます。
『名樹散椿』にしろ、『白芙蓉』にしろ、有名な『炎舞』にしろ、写実の絵のはずなのにです。

それなのに、絵に漂うこの幻想性は何なのだろう?
若冲のように、写実に描き過ぎると、絵というモノは、いっそ幻想的に見えてしまうのだろうか?
・・・違うよな。違うよ。やっぱり、それは、その絵師の質なんだろうなぁ〜と改めて思いました。

白芙蓉を暫くずっと眺めていました。

あと、私はやっぱり菱田春草も好きです。霞がかったような、朧の月に、四季おりおりの木が映えます。
葡萄と月の『秋』という絵の一筆箋を買いました。和紙で出来てます。
でも、もったいなくて使えないのと、コレ、葡萄だから、時期が秋しか使えないって言う・・・(^_^;)。まぁ、綺麗だから、暫く眺めときます。

酒井抱一も、やはり美しいですねぇ。
私は『飛雪白鷺』という絵が好きです。1羽の鷺は、川に佇み、もう1羽は、その佇んでいる鷺を見つめるように、まるで、トンボを切っているように、空中に飛んでいる。
美しく、そして、恰好良い絵だと思います。

他、お土産に、『御舟の通信葉書(書くところが多目の葉書)』と、橋本さんの桜のクリアファイルを買いました。桜のクリアファイル。綺麗なのですが、コレも春しか使えないのかな・・と(^_^;)。

綺麗な葉書や、便箋を買ったので、何となく、お手紙が書きたくなりました。
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