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2008年12月10日17:09

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亡月王作品展 死と豊穣の夜萬加加智

イラストレーターの亡月王氏の作品展『死と豊穣の夜萬加加智』に行きました。

画像を貼っておきますが・・・。コレ、鉛筆画なんですよ!全部鉛筆で描いてあるのです。でも高度な技術過ぎて、PC画面では、CGのように見えてしまうのが本当に悔しい!
CGじゃないからね!手描きの鉛筆画だからね!

銀座の『ヴァニラ画廊』で13日まで開催しているので、是非、本物を見て欲しいのです。

今回は、乳が沢山ついた、パッと見、妖怪のような女体が沢山ありました。あと、顔があるモノも多かったのも意外だったなぁ〜。

私の1番のお気に入りは、触手(としか表現出来ない私のボキャブラリーの貧困さよ!)で腕組みして「フンッ」という感じでヒールを履いて立っている女体。本当に好きでした。
私がお金持ちなら買うのになぁ〜。いや、16万円なので、絵としては安いのですケドね(因みに、製作日数は、1枚描くのに、1ヶ月〜1ヶ月半かかるそうです)。

亡月王氏の絵を見ると、いつも『肌理(きめ)』という言葉を思い浮かべます。肌理細かいの肌理。肌の理(ことわり)と書いて肌理。まさに、亡月王氏は、肌の理を鉛筆で紙に写しだしているんじゃないか・・・そんなコトを思います。

で、私、画廊に3時間くらいいたのですが・・・。実は絵自体は、そのうち30分くらいしか見てないのです・・・。
後の2時間半、何してたかって言うと・・・。

ずっと、亡月王氏と喋ってた・・って言う(^_^;)。

多分、私の日記を遡ると、何処かに、同じような日記が出てくると思うのですが、亡月王氏は、私同様、古書好き(本好き)、しかも、幻想文学好きなのですよ。
しかも、今回、ちょっと話を振ってみたら・・・やっぱり、オカルト(神秘学)好きだった〜\(^o^)/。そんな気したんだぁ〜。前に、ゴーレムの話とかなさっていたから。

何が嬉しいってサ、『日本にあるキリストの墓』とか、『徐福伝説(徐福は来日していた!)』とか、『日本の巨石文化』とか、そんな話が通じる方がいるってコトだよ!!

だって、私のまわりいないもん・・・涙
「日本にキリストの墓が!」とか言っても、「キリスト日本に来るワケねえじゃん。」で終わりだもん。徐福とか、下手すりゃ「それ、誰?」って言われるもん。

そんな話が出来る方なのですよ、亡月王氏。
嬉々として、「修験道の聖地巡り萌え」とか、「富山には、キリスト、釈迦、モーセ、孔子・・全員が来た場所がある」とか、そんな話をしているいい年の大人2人。
傍から見たら、完全に“ちょっと可哀想な人達”かも知れん(^_^;)。

因みに、亡月王氏は、日本のピラミッドを見に行ったらしいです。場所忘れちゃったんだケド・・・。何故か、ふもとにある表具屋さんが管理していて、電話予約で「ピラミッド見たいんですが」って言わなきゃダメらしい。
所謂、“階段ピラミッド”があるらしいよ。うわぁ〜、ロマンだわぁ〜。

キリストの墓は秋田にもあるんだね。私は青森のを知ってるのだが。因みに、他にも、島根、鳥取、結構至る所に“キリストの墓”があるそうな。
日本のキリストの墓巡りとか楽しそう〜。

あと、徐福伝説も、蓬莱山は、富士山だった・・という説もあるケド、別に富山だか島根だかにも、蓬莱山伝説があるそうな。そこは、山というよりこんもりした丘みたいなところだそうだよ。

あ、徐福って皆様分かりますか?中国の伝説の人で、蓬莱山に不老不死の仙薬を探しに行った人ね。で、無事ゲットして、不老不死の仙人になったんだ。
で、その蓬莱山は、実は日本にあった!というまぁ、オカルト話があるワケです。

で、亡月王氏と話していて「そうだなぁ〜」と思ったのですが、やっぱり、こういうオカルト話は、ちゃんと歴史上の基本の肝は押さえておいて、で、「実は、そこには、こんな解釈も成り立つ!ババ〜ン雷」って方が面白いよね・・と思いました。

たまに、根本の歴史事実が間違ってるの本とかあるんだもん・・・(-_-;)。わざと、間違ったのかも知れないケド。それだと興醒めしてしまうよなぁ。「何だよ。最初から嘘かよっ!ケッ!」という気分になる。

あと、ユダヤの陰謀論とか、何でもかんでも世界の事件はフリーメーソンのせいとかも、あんまり好きじゃないんだよなぁ〜。そもそも、コレも、基にしてる資料が、間違ってる資料だったりして、「あぁ・・・。光明会(ヴァヴァリア幻想団)は、フリーメーソンじゃねえんだよぉ〜」と、そこで醒めてしまったりする。

なので、やっぱり、歴史事実は踏まえた上で「実は、こんな説が〜」の方が面白いです。

飛騨高山には、超能力研究者として有名な、福来博士の資料館があるらしいです。亡月王氏は、そこにも行ったらしい。色々行っていて良いなぁ〜。
そういえば、少し前、TVで、御船千鶴子さん(明治時代の超能力者)の特集番組やってたよね?
多分、よっぽどのオカルトマニア以外は、福来さんのコトは『リング』というホラー小説で知った人が多いと思うのですが、亡月王氏が行った時は、リングブームの前で、「飛騨高山って、観光地なのに、福来資料館には、自分以外誰1人いなかった。」そうな(^_^;)。ガラッガラだったらしい。しかも、凄く狭い上、ショボイ資料館らしいです。逆に見たいは!
何が展示してあるんだろう?超能力研究の資料とか、例の“字の書いた紙を入れた鉛管“(この字を透視する。透視実験に用いた)とかかな?
飛騨高山に旅行の際は、是非、ここにも寄ってみて下さい。

あと、天照大神は、実は蛇だった説とか、色々話しました。

因みに、天皇陛下には、蛇の血が入っているコトになっています。
古事記にそういう記述が出てくるから。
凄いよな。天皇陛下は、最早、人ではないんだなぁ〜と思う。蛇の血だもんなぁ。
天皇に蛇の血が入っているから、天照大神も蛇だった・・というコトなのだろうか?蛇っていうと、一般的には、大国主命のイメージだよねぇ。ううむ。

あと、私が聞いた説は、天照大神は両性具有説というのもあります。
まぁ、神様は一つで完璧なモノだから、両性具有のイメージをもたれやすいだけかも知れんケド。

蛇の話も色々しました。蛇は神聖さと気味悪さを備えた生き物なんだな・・という話をしました。

そんな私は蛇大好きハート

とても、楽しかったのですが・・・。絵をもっと、ちゃんと見れば良かったな・・・と若干後悔しています(^_^;)。

亡月王氏の絵。本当に美しいのです。

画像は、今回展示されてない絵も貼ってしまったのですが、雰囲気は似ていますので、気になった方は、ヴァニラ画廊に行ってみてね。
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