ゴレンキュウの真ん中の日。
朝、一子shu-2の野球に送り、帰宅後、ちょっと本を読み、そのあと床屋さんへ。
床屋さんから帰宅後、二子shu-3と実家の母のところへ。
ちょっと話をして帰り、帰宅後はひたすら本を読んでいた。
フリーダ・マクファデン『ハウスメイド』。
電子書籍ではなく、図書館で借りてきた紙の本だ。
いやあ、すごい面白かったね。
その後、shu-2の野球の関係でチームの方々の会合に出たり、二子shu-3にせがまれてドラえもん人生ゲームをしたり、とあれこれやっちゃあいるんだけど、合間合間でひたすら読みふけり、読み切ってしまった。
最近、集中力がとんとなくなり、本を読むのは走りながらとか運転しながらの読み上げ読書が圧倒的に多いんだけどさ。
今回は、ほかに気がそれることもなく、ひたすらぐいぐい引き込まれたなぁ。
この面白さは、なんだったのだろう。
どんでん返しもの、というのは知ってたし、そういわれると構えちゃってかえって楽しめないこともあるんだけどさ。
余計なことは気にならず、ただ物語に引き込まれた。
小説を読む至福だね。
感動的な話とかではなく、ただ面白かっただけなんだけど。
へんに学びとか、蒙を啓かれた、勉強になったということなく、カタルシスだけの愉しみがあったということかな。
以下、ちょっとレビュー。
ネタばれしちゃうところもあると思うんで、以下、未読の方は読まないでください。
いいですか?
書いちゃいますよ?
物語の冒頭は、惨劇があったらしきお屋敷で、警察が十重二十重しているらしき状況でのモノローグ。
もうすぐ自分はつかまるだろう、と、ある人物が語るところで物語が始まります。
そして場面はかわって。
刑務所からの仮釈放の状況にあり、生活に困窮しているミリーがハウスメイドの面接を受けます。
仮釈放で監察の人に紹介された仕事をクビになり、なんとしても生活費を稼がなければならないミリー。
面接にきたのは、会社の御曹司宅のハウスメイドの仕事。
こういうところのメイドになれれば、狭い日産の車で寝泊まりする生活におさらばできる。
でも、そういうところは身辺調査も厳しく、自分に服役歴があることはすぐにわかるだろう、と半ばあきらめていた中、採用の連絡が届きます。
喜んで住み込みのメイドとなったミリーですが、雇い主の奥様ミリーは太ってエキセントリックな女性であり、娘のセシリアは7歳の生意気なわがままぶり。
夫で富豪のアンドリューだけが、ハンサムで理想的な男性ですが、自分の雇い主はあくまでニーナ。
PTAの書類がなくなったことを自分のせいにされたり、太って着れなくなったから、と押し付けられた服を盗んだことにされたり、ニーナの理不尽は日を追うごとに増していきます。
ここを追い出されたら、服役歴のある自分を雇ってくれるところはない。
必死で涙をこらえるミリーを、夫のアンディが気づかい、やがて二人は・・・という前半の第一部。
第一部の終盤でニーナを追い出し、ついに幸せをつかむミリー。
でもそのミリーは、第一部の最後に奈落の底に突き落とされます。
そして第二部。
これを言っちゃうと、というところなので、言うとネタバレになっちゃうんですけど、話し手がかわります。
物語はミリーの話よりもずっと昔にさかのぼり、アンディとニーナの夫婦の邸宅で、何が行われていたのかが語られます。
物語の見方が、ぐるんとひっくりかえります。
そして第三部。
いやぁ、もうねぇ、ミリーが×××××で、実は×××××××だったものだから、アンディが××××××××でも、かえって×××××っていうか、××××なんですよねぇ。
いや、すみません。
ネタバレを覚悟で言ってしまうと、つまり最終的にはサイコパスとサイコパスの戦いとなります。
ものすごく気持ち悪いほど残酷な仕打ちが出てきたりするんですけど、そこに至るまでの道筋が道筋だったものだから、やられていることが目をそむけたくなるようなことであっても、ある種、因果応報だろう、ざまぁみろ的な気分も否定できないところがあり、複雑なカタルシスを感じさせてくれました、というお話なんですよねぇ。
ニーナはニーナで××××で、……ってもういいですね。
たぶんどんでん返しそのものではなく、その場その場の描写、展開に緊張感があったから、引き込まれるものがあったんでしょうね。
これ、3作目までシリーズがあります。
2作目、3作目のあらすじをみたら、1作目のオチの方向が見えちゃうか、と思って、あらすじも見ないようにしていました。
1作目を読み終え、あらためて2と3のあらすじをみました。
そうか、彼女の視点で物語は続くんだね。
いずれ、読んでみたいなと思います。
読み終えたばかりで、つらつらと書いちゃいましたけど、このあたり整理して、いずれブクログで読書感想文を出すことにします。
連休中の楽しい読書時間でした。
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