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2026年08月20日21:14

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渡辺美里・衝撃の1stアルバム『eyes』

今朝は渡辺美里の1stアルバム『eyes』(1985年10月)を聴いてました。

オレは美里に関してはシングル「My Revolution」(1986年1月)で初めてその存在を知った人間なんで、この『eyes』は完全に後追いです。

いやぁ〜、渡辺美里、ホントに衝撃的でした。まだ10代の女の子だけど、アイドルじゃなくてロック歌手。そのボーカルは迫力があり、パワーが漲っている。発声がしっかりしてるせいか歌詞もダイレクトにバシバシ響いてくる。オレがそれまで見てきた昭和の女性アイドルたちとは、完全に別物でした。

女性のロック歌手はそれまでにもアン・ルイス、山下久美子、葛城ユキなんかがいたけど、彼女たちは「姉御」って感じで可愛くはなかった。美里と同時期にブレイクした中村あゆみもわりとその系統だった。でも美里はめっちゃ可愛かった。歌声は迫力あるけど、見た目は可愛いのだ。

ただ、可愛いと言っても、ブリっ子系の可愛らしさじゃない。運動部っぽい、爽やかで健康的な可愛らしさ。性格はめっちゃ良さそうなんだけど、同時にめっちゃ気が強そうだし、めっちゃ生意気そう。かと言ってツッパリ系でもない。難しい本をたくさん読んでて、理路整然とした言葉で大人たちを論破しそうな、そんな知的で尖った雰囲気がありました。

大ヒットした2ndアルバム『Lovin' you』(1986年7月)と同じく、いや、それ以上に、この1st『eyes』にはそんな「可愛いけどめちゃめちゃ尖ってて生意気そうな」初期の渡辺美里の魅力が詰まりまくってます!

この頃はまだ全ての曲の歌詞を彼女自身で書いてるわけじゃないけど、作詞家たちは彼女に似合った言葉を提供しています。このアルバムには「海辺のカフェであなたを待つの♡」みたいな歌詞は一切出てきません。

「生きるって自分を燃やすこと/振り向いて悔やんだりしたくない」(「GROWIN' UP」)

「過保護の仔猫のように/何も知らないでいたくない/遠い世界を見てみたい」(「eyes」)

「夜の街はネオンの迷路/みんな出口さがしてる」(「死んでるみたいに生きたくない」)

熱いメッセージソングのオンパレードです。「ポップス=ラブソング」だと思ってた当時のオレにとって、これはマジで衝撃でした。完全に新しい世界を見せられちゃった感じ。渡辺美里を聴いたら、これまで聴いてた女性アイドルの歌は、どれも少し古臭く聞こえるようになっちゃった。

あと、このアルバムでは小室哲哉、木根尚登、岡村靖幸、大江千里など、当時はまだあまり知られてなかった新世代のソングライターたちの楽曲がたくさん収められてます。渡辺美里の功績の一つとして、彼らをメジャーにしたことも挙げられるんだよね。

まあとにかく、名盤です!
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