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2026年08月05日15:25

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Facebook投稿から

豊田 知八

熊本地震もそうですが、日本で大きな災害が起こるたび、新聞の写真やテレビの映像を見ていて、いつも不思議に感じることがあります。
なぜ、被災された方々は、昔から体育館の硬い床にブルーシートや毛布を敷いて寝ているのでしょう?

日本には、被災地へいち早く自衛隊を派遣し、給水車や物資を短期間で届ける力があり、道路が寸断されても人員と車両を動かし、病院へ人工透析に必要な水を届けることもできると聞いています。
だから、日本の災害対応能力は、決して低くないと感じます。
それなのに、なぜ避難所の生活環境だけは、何十年も変わらないままの環境下にほっておかれているのでしょうか?

高齢者も、障害のある方も、持病を抱えた方も、硬い床の上で長い夜を過ごされています。
トイレも足りないし、温かい食事もでないでしょう。
まして、入浴もできないし、プライバシーも守られていない。
災害が起こるたび、同じような光景が繰り返し映し出されます。
イタリアなど他の先進国では、大災害が起きると、国の常設機関が避難所の設備を運び込み、ベッド、トイレ、シャワー、温かい食事を整える仕組みを整備していると聞きました。
避難所の運営も、被災した自治体だけに背負わせずに、国や訓練を受けたボランティアなど「被災していない人」が担っている体制を作っていると聞きます。

一方、日本では、最も大きな被害を受けた市町村が、自ら避難所を開設し、運営しなければなりません。
自治体の職員も被災者です。
自宅を失い、家族の安否を心配しながら、避難所の設営や物資の配布、住民への対応を続けられているのです。
なぜ、被災した人が、被災した人を支える仕組みになっているのでしょうか。
高齢者や要介護者はどうされているのでしょう?
メディアではその点の報道が極めて少ない様に感じます。

停電や断水で入浴できずに、体を拭くだけで過ごしていると、あせもやかぶれ、床ずれを起こし、感染症で命に関わります。
風呂に行けない状態の人へ移動式の入浴設備を、高齢者施設や在宅の要介護者のもとへ届ける仕組みが急務だと思うのですが。
一度は助かった命が、避難生活の疲労や持病の悪化、衛生環境の悪化によって失われる環境は見逃してはいけないと思います。
地震が起きることは防げないです。

でも、被災者を体育館の床に寝かせるのか、ベッドで休んでもらうのかは、国へ私たちが要望し、制度化できると思います。
そこは予算をかけるところでしょう!
災害で助かった命を守る備えの革新が必要だと思います。
災害は遠い地域の他人事ではありません。
明日の私たちかもしれません。
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