父の病状について、弟とあれこれ手分けして対応している。
お世話になった方々への連絡というのも、大切だ。
最初、お見舞いにきてもらっても本人は受け答えも難しいし、連絡するのも、という気はしていた。
とはいえ、親族や長くお世話になった方々にぜんぶ終わった後に連絡というのも、不義理な気はする。
少しずつ、電話するようにしている。
そういうところは、俺よりも弟の方が頼りになる。
親族の方は、早々に連絡をまわしてくれて、本日、父の妹が広島から来ることになっている。
いっしょに、従兄弟従姉妹たちも。
弟は仕事の都合でこちらにはいられないので、俺がお迎えすることになっている。
他、電話連絡もしているんだけどさ。
父の年齢を考えると、ほかの方々もそこそこの年齢。
ある程度、静かに「そうでしたか」という反応になる。
お見舞いを言われることもあったが、今はちょっと病状が落ち着かないので、と答えた。
去年だったか、わざわざカイシャに電話してくれた父の旧友の方がいた。
父の携帯に電話をかけたが、解約されたようなので、お元気ですか、と。
くわしい関係は知らないが、大阪の方なので、父が若い頃からの知り合いだろう。
俺が2歳の頃、うちの家族は大阪から引っ越してきているからね。
俺は忘れていたんだけど、連絡先があったから、と弟が電話してくれていた。
LINEで弟とやりとりしていたのだけど、その方は電話の向こうで泣かれたのでつらかった、という話だった。
父と同年代の男性の方に涙されるのは、そうだね、と思う。
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