今村翔吾著『イクサガミ 天』を読んだ。
ドラマになったそうだし、話題になっていたのは知っていた。
kindleUnlimitedになってたから、ちょっと興味を惹かれて読んでみた。
時代小説を読むのは、久しぶりだ。
明治維新、間もない頃が舞台。
武技に秀でたものは、10万円を得る機会を与える
という新聞の広告に集まってきた、腕に覚えのある者たちの物語。
10万円というと、いかほど?という感じだけど、当時の役人の一ヶ月の給料が4円だったとか。
そう考えると、天文学的数値だね。
武技にすぐれた、なんていうとむくつけき男たちの物語かと思うところだけど、幼い少女までいるという展開。
読んでいて、ジャンプとかの少年マンガを感じたなぁ。
王道のエンターテイメントだ。
明治からの連想で、昔読んだ、『るろうに剣心』の絵が頭に浮かんだ。
主人公は、ちょっといわくありげな雰囲気の男、嵯峨愁二郎。
世相はコレラが蔓延しており、そこからなんとか生き残ろうと、いたいけな少女までが治療費を求めて参加している。
愁二郎は、そこでたまたまでくわした少女を守りながら、東海道バトルロイヤルみたいな戦いに身を投じていく。
明治維新から10年とあって、元武士とか維新の志士、人斬りなど、いわくありげな人物が多々出てくる。
元忍者とか、元公家の隠し剣士みたいのとか。
なんか北斗の拳みたいな一子相伝のエピソードもあったり、なかなか楽しい。
全4巻の一冊目。
いろんな人物が出てきて、マンガ連載でいうところの、登場人物の顔見せかな。
あれこれ考えずに、アミューズメント・パーク的に楽しめた。
いっきに読む時間があるかは別として、続きは気になる。
近いうちに、読もう。
ログインしてコメントを確認・投稿する