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2026年05月25日20:48

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学ぶことを楽しめているかどうか

篠原 信

私の塾には成績の悪い子が多かったが、私より頭が悪いと思えた子は一人もいなかった。ただ、お勉強の得意な子たちと決定的に違うことがあった。
学ぶことを楽しめているかどうか。
お勉強のできる子は、知識が増えることを喜びとしていた。
成績の悪い子たちは知識を毛嫌いし、学ぼうとしなくなっていた。
決定的な違いはそこだけ、というのが私の印象。

で、子ども2人を育てるにあたって採用した仮説が「学びと遊びを区別しないほうがいい」。
遊びの中に学びはある。学びはそのまま遊びそのもの。
そうした構えで子どもたちと接しよう、と考えた。
子どもとは四六時中遊び、同時に学んだ。
砂遊びしていたら、掘った穴に砂が流れ込んでいってしまう。
なぜだろう?
砂に水をかけると砂がへこんでしまう。
なぜだろう?
水の中に小石を投げ込むとポトンといい音立てる。
なぜだろう?
飛び石は水より方が重いはずなのに水面を飛び跳ねる。
なぜだろう?

遊びの中に不思議があり、その不思議を解き明かそうとすれば学びになる。
なぜだ?と問うことはそのまま探究する遊びになる。
遊びと学びは一体化できるはずだ、と私は考えていたけど、2人の子どもはまさに遊びながら学び、学びながら遊んで過ごした。

息子は今、語学で遊んでいる。
「これは中国語でなんというのだろう?」と思ったらGoogle翻訳し、それを書き留めているらしい。
中国語だけでなく、英語、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語も同じようにして遊んでいる。
遊びだからか、いわゆるお勉強のようにはしたくないらしい。
今日はバランスボールの上に腹ばいになりながら英語教材読んでた。
真面目腐って背筋を伸ばして姿勢正しく本を読む、なんてことはしてない。
好きな時に好きな遊び(学び)をしてるだけ。

遊ぶがごとく学べば、学びと遊びが一体化すれば、どんなことからも知識を吸収する。
その仮説は今のところ、妥当だったみたい。
子どもたちは知識欲に貪欲で、遊びながら知識を得ている。
学びって、生涯楽しめる遊びだと思う。
学びが苦行になり、「勉強(つとめて強いる)」になれば、遊び要素がなくてつまらなく、何も楽しくないし頭にも残らないだろう。
学びは楽しむのが一番。
私はそう思う。
子どもたちが人生を楽しんでくれたらと思う。
その最大のコツの一つが、遊びを学び、学びを遊ぶことだと思う。
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