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2026年05月01日14:02

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ニューヨークで入院

寺田 勝紀

ニューヨークで入院。
1000万円超の請求と保険のズレ。

初めて読まれる方のために、少しだけ経緯を説明しておきます。
今回の渡航は仕事。
アメリカ・ツーソンで年に一度開催されるミネラルショーで天然石の仕入れ。
世界中から業者が集まる、いわば本番中の本番。
約1週間の仕入れも無事に終わり、ここまでは完全に予定通りでした。

その後は、貯まっていたマイルで世界一周のルート。
サンフランシスコ → ツーソン → ニューヨーク → フランクフルト経由で帰国予定。
途中、セドナにも少し寄りつつ、仕事+ご褒美という流れです。

問題はニューヨーク。
夜中に咳き込んだら吐血。
咳のたびに血が出る状況は、さすがにヤバいと思いました。
カード会社に連絡し、ERのある病院を紹介してもらい、そのまま受診。
結果、感染症の疑いで隔離→入院。

ここからが、なかなかの非日常。
隔離室には3日間でした。
ガラス+陰圧のシンプルな部屋なんだけど、ナースコールを押しても1時間以上誰も来ないことも普通にある。
食事はというと、警備員の方が運んできて、ドアの隙間から差し込まれて床に置かれるスタイル。
なかなかパンチのある体験。

そして3日目の夜。
突然、太っちょの、ハリウッド映画に出てきそうな警備員が入ってきて、「車椅子に乗れ」と。
説明はほぼなし。
そのまま移動。

連れて行かれた先は、病院の上層階。
ナースステーションのすぐ近く。
で、入った部屋がやたらと広い。
明らかにそれまでと別世界です。
泊まっていたマリオット系の、標準的なホテルより広いレベルで、シャワーもトイレも完備。
いわゆる“個室”どころじゃない、ちょっとしたVIPルーム感がありました。

前日に病院の財務担当さんから、保険の種類の確認の電話があったので、このあたりは色々と想像してしまうところではあるけど、真相は不明。
ただ、環境が一気に変わったのは事実です。

看護師は専任でついてくれる形。
担当の名前はマライア。
自己紹介された瞬間、思わず
「キャリー?」と返してしまった。
2人で笑う平和な入院でした。

で、なんだかんだで結局6日間の入院となりました。
帰国して、冷静に戻ると金額があああ。。。
2ヶ月も経ってから、突然メールで請求が来ました。
1泊200万円オーバー。
トータル請求は現在1300万円超。

そして本題の保険会社です。
今回の大前提は「キャッシュレス対応」。
つまり、自分で払わず、保険会社が直接支払う形。
これを前提に病院も選定しました。

ただ、ここにきて流れが変わってきたんです。
・キャッシュレスは簡単ではない。
・一旦立て替えの可能性。
・ケースによる。
そして正直なところ、少し見放されたような空気感もあります。

ここで一番違和感があるポイント。
自己負担前提であればディスカウントが効くのに、保険会社経由だとそれが効かない。
とはっきり保険会社がメールで伝えてきました。
・自分で払う → 値引きあり
・保険会社が払う → 値引きなし
この構造、なかなか納得しづらいです。

結果として、
・値引きはできるがキャッシュレスが消える。
・キャッシュレスは対応するが金額が下がらない。
順番を間違えると、一旦全額支払い→後日請求。
これは避けたいと思っています。

ちなみに日本は基本、値引きなしですよね。
でもアメリカは違う。
普通に交渉で変わる。
この時点で“医療×ビジネス”。

現時点の方針はシンプルです。
・キャッシュレス最優先。
・並行してディスカウント交渉。
・最終的に保険上限内に収める。
これ。

正直、かなり神経使います。
難しいだろうなぁ。。。と思いつつ。
判断ひとつで数百万円単位で変わる世界。
そして「事前説明」と「現場」のズレ。

これから海外行く人は本当に注意してください。
・キャッシュレスは確約なのか。
・上限超えたらどうなるのか。
・誰が交渉主体なのか。
ここ曖昧にしないよう、少しでも疑問を持ったら、しっかり確認しましょう。

とりあえず現場はまだ進行中。
また進展あれば記録として書きます。
こういうリアルは残しておく価値がある。

(ちなみに写真は病院食。減らしてくれと言っても普通に出てくるし、塩と胡椒はしっかり別添え。このあたりも日本とはだいぶ違う。)

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