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2026年02月06日22:00

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ホラー小説に呼ばれたか?

 ちょっと前、ネットのブック・レビューを読んだ。

 三津田信三『作者不詳 ミステリ作家の読む本』。

 レビューに掲載されていた写真が記憶とちがったが、作者も作品も読んだ記憶がある。

 たぶん独身時代だから、もう10年以上前だろう。

 中身はまったく覚えていなかった。

 でも面白かったのは覚えている。

 それからしばらく、三津田信三の本を読んでいたから。

 ホラー系の作品が多く、当時、独身で一人暮らしをしていた俺は、本を持ってジムに行き、エアロを漕ぎながら読んだものだった。

 すっげぇ怖くて、エアロ漕いで汗かいてるのに、全身が冷たくなるんだよね。

 なんて話を職場でしたら、

「なんで、わざわざジムに行ってホラー小説読むんですか?」
と聞かれたものだ。

「ひとりで読んでたら、怖いでしょ」

 胸を張ってこたえると、失笑されたけど。

 このところ、めっきり小説を読まなくなったものだけど、ちょっと読みたくなった。まったく覚えていないというのも、新鮮でいい。

 本棚を探したけど、なかった。

 もう一回買うか、と思って検索すると、文庫の上下で一冊1000円を超える。つまり文庫上下巻で2000円だ。

 うーん、と悩むところ。

 表紙が記憶と違うな、と思ったら、ちがう出版社から出し直したようだ。

 前の版が出ていたのが、ずいぶん前だから、というのもあるだろう。

 どっかになかったかなぁ、と本棚や本をしまってあるダンボール、実家などあちこち探したんだけど、なかなか見つからなかった。

 あきらめて買うか、次図書館行ったときに借りるか、と思ったときに、ふとふだん行かない屋根裏みたいなスペースが気になった。

 あのスペースに、本の段ボールも置いてなかったっけ?

 こういうときにみつかることって、まぁないよな、なんて思いつつ、段ボールをみつけて開いてみた。

 いくつかの本の中に、目当ての本があった。

フォト


 少し前に、といっても1、2年のスパンの話だけど、あのあたりの段ボールを開いて、あぁこんなところにも本しまってたんだ、なんてことがあったと思う。

 何があったのかまでは覚えてなかったけど、無意識に残ってたのかもしれないな、なんて思いながら、自室にもっていった。

 そのあと、ふと思ったね。

 ひょっとして、本の方に俺が呼ばれてたりしてね。

 ホラーだけに、ちょっとそういう空想をするのも楽しい。

 一度読んでる本だから、それほど怖さはないんだけどね。

 週末か休日、楽しみに読もう。
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