高野秀行の『未来国家ブータン』を満足感をもって読み終え、さて次は何を読もうとiPhoneに入っているkindleアプリをスクロールする。
面白かったと本を読み終え、次を物色するのは楽しい時間であると同時に、悩ましくもある。
自分の書棚を眺めるのも楽しいんだけど、同じような楽しさをkindleの画面をスクロールすると味わえるんだよね。
あぁ、この本、買ってたっけ?とかね。
そういうこというと、「覚えていられないくらい本を買うな」と妻あたりから怒られそうだけど。
最初に目に留まったのは、コルカー著『統合失調症の一族』。
たしかセールになっていたので、読むかどうか迷いつつも買ってしまったのだった。
数年前に買っていたと思うんだけど、ときどき思い出してはいた。
内容的にも長さ的にも重そうだな、と思いつつ、とりあえずジョギングのお供に読み始める。
・・・。
面白くないわけじゃないんだけどね。
とある家族の物語。
ある女性の子供時代から始まる。
兄弟が多く、なかに奇矯な行動をとる兄がいて・・・。
面白くないわけじゃないんだけど、走りながらとか、運転しながら読むという感じではないな。
一日終わってみて、みたら読了のパーセンテージはまだ一桁だった。
元が500ページを超える大著。
読みたい本ではあるんだけど、まぁ、今じゃない。
次に行くことにした。
選んだのは橋本治著「恋愛論」
橋本治って、何冊か読んでいるんだけど、どこか掴みどころがない気がしてね。
読んでいるということは、面白かったんだろうけど、後で振り返ってみて、何が面白かったというのがいまいち言葉にできない。
本書はすでに半分くらい読んだ。
有吉佐和子の話とか、素直に面白い。
今は表題の恋愛論。
なんとなくそうかな、とは思っていたけど、橋本治って、同性愛者だったんだね。でも、読んでいくと、両方いけたのかな、という気もするし、いや、この人が言っているのは恋愛なんだろうか、なんて気もしてくる。
その辺りの掴みどころのなさ、というか、掴みきれないような大きさというか、面白いね。
続きを読もう。
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