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2025年12月25日15:25

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チャレンジし続けた本田美奈子

今朝は『ゴールデン☆ベスト 本田美奈子』を聴きました。

本田美奈子(1967〜2005年)は1985年にデビュー。同期は中山美穂、南野陽子、浅香唯、斉藤由貴、芳本美代子、松本典子、おニャン子クラブ…。錚々たる顔ぶれです

でも、彼女たちの中で断トツに歌がうまかったのは、やっぱり本田美奈子!アイドル歌手がテレビに映るたびに「今の若い歌手はヘタな奴ばっかりだ!」と文句を言ってたウチのオヤジも、彼女の「Temptation」を聴いて、「この子は歌うまいね」と言ってたな。

でも、彼女はデビュー2年目の1986年、大胆にイメチェンする。「1986年のマリリン」でマドンナのような衣裳を着て、激しく腰を振りながらロックを歌い始めたのである。

オレはこの変化を「やるじゃん」と思ってた(←スゲー上から目線∶笑)。ただ、次のシングル「Sosotte」がとんでもなかった。テレビ局のスタジオの床に寝っ転がって歌う彼女を見た時、「こういう路線をどこまで続けるのだろうか…」と心配になった(←大きなお世話∶笑)。

その後彼女はロック志向を強めて行き、「アーティスト宣言」をしてロンドンでレコーディングを敢行。ゲイリー・ムーアに書いてもらった「the Cross -愛の十字架-」は本当に素晴らしい曲だった。

しかし世間はそんな本田美奈子に冷たかった。1986年、雑誌『FM STATION』の「嫌いなアーティスト」部門にも彼女の名前が…。「所詮お前はアイドルだろうが!アーティストを名乗るな!」「マドンナの真似してんじゃねーよ!」みたいな意見が多かった。

ところが『FM STATION』にはこんな意見も紹介されていた。オレは今でも忘れられない。

「なんでみんな本田美奈子をバカにするの?彼女は自分の夢に向かって努力しているだけなのに。」

何かにチャレンジしようとしてる人間をバカにしたり笑ったりするのは、人間としてやっぱり小さいよなぁ。確かに本田美奈子は迷走してる感じもあったけど、イメチェンしなければ「the Cross -愛の十字架-」のような名曲は生まれなかったのだ!

その後の本田美奈子はミュージカルの世界にチャレンジ。もともとうまかった歌は更にうまくなり、息の長い活躍ができそうな感じでした。あまりにも早すぎる最期…。残念です。
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