なろう系ハーレム⋯⋯あまりにも欲望に忠実な様子に、見ている側が辟易としてしまう。そんなテンプレがある。多くの人間から小馬鹿にされているものの、妙にアニメ化するものが尽きない。きっと需要があるのだろう。数も多いから弾も尽きない。
そんななろう系ハーレムモノ、上述の通り多くの人はうっすらそういう系を見下している。私自身、あまりにもコテコテで露骨でご都合が良すぎてすぐそういう展開に持って行くようなものは苦手だ。なんていうか見ていて二つの意味できつくなってくる。その人の欲望を一身に浴びせられる不快さと、でもそういうのに憧れる気持ちはちょっとわかっちゃって同族嫌悪してしまう自分が。
でもふと思ったのだ、私には書けない、と。何度か日記に書いていることだが、私は話を考えるのが好きで小説を書いたこともある。なんなら結局エタってしまったが、異世界転移モノの小説を途中まで書いてなろうで投稿もしていた。
そんな私だが、なろう系ハーレムモノは書けない⋯⋯。こんなにまっすぐに欲望に忠実に小説という形にアウトプットできるのは一種の才能だ。元々、どんなにクソななろう小説でも、最後まで書ききれるのはすごいというのは言われていた。けれどなろう系ハーレムものを書けるのもまたすごいと思う。
もし私がそういうのを書くとなったら⋯⋯いやきっと書けないだろう。私はどうしても現実的に考えてしまって、こんなんでハーレムになるわけがないだろと思ってしまって筆が止まってしまうことだろう。でもこれは創作、言ってしまえば同人誌と同じ⋯⋯自分の好きなように書いていいのだ。
そう考えた時、すごいなと思ってしまった。現実的な障害に惑わされず、自分の書きたいものを好きなように書く。
なんならなろうで小説を書くなら、一度こういうなろう系ハーレムモノを書いてみるのは経験としていいかもしれない。というのも私のように現実的に考えてしまって、好きなように書けないなんていうのは物書きとしてはあまりにも未熟だ。だからこそなろう系ハーレムものを書いてみることで、 現実的な障害なんて気にしなくていいと、好きなものを好きなように書けるようになる。そんな心を学べて一皮むけそうだ。
⋯⋯割と真面目に一度書いてみるのも面白いかもしれないな。まあ書くだけただだし、減るもんじゃないし、投稿するかは別としてちょっとだけ書いてみようかな⋯⋯。
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