10月30日、愛媛県の3日目の続きです。
午前中内子町を歩いて午後大洲市に行きました。
丁度お昼頃だったので、大洲でお昼にしようと思っていたのですが、
伊予大洲駅前に、入りやすそうな飲食店が見当たりません。
そこで、大洲城の近くに行けば何かあるだろうと思い、歩き出しました。
大洲城に上る坂道の途中に中江藤樹の像がありました。
中江藤樹はご存知の方も多いかと思いますが、
近江聖人と呼ばれた江戸時代初期の儒学者です。
何で大洲にと思ったのですが、
後で調べて、大洲藩に仕えていた事があり、脱藩して近江に戻ったとの事でした。
大洲城の天守閣は、2004年(平成16年)に竣工したもので、
当時の工法・木造で復元されたものです。
中に入ると、太い材木を多用しているのが分かりました。
チョッと意地が悪いかと思いましたが、
受付の人に、再建する時にバリアフリーの問題は検討されたのか訊いてみました。
少しは検討したようですが、文化財を優先させたようだとの事でした。
現在どうなっているのか分かりませんが、名古屋城の再建問題もあります。
僕は、誰もが天守閣に入れるように、バリアフリーにすべきと思います。
完璧に復元する事は不可能な事ですし、
復元した天守閣が文化財と言って良いのかどうかとも思います。
大洲城では、キャッスルステイと称して宿泊客を受け入れています。
案内を見ると、1泊2食付きで2名の場合、1人66万円のようです。
天守閣は、基本的に生活空間ではないはずですし、
トイレとか洗面とかどうするのでしょうね?
大洲城を出て歩きましたが、やはり手頃な飲食店は見つかりません。
止む無く、コンビニでサンドイッチとコーヒーを買って、喫煙所で食べました。
その後、盤泉荘(旧松井家住宅)に行きました。
盤泉荘は、フィリピンのマニラで貿易会社を経営し、
多角的な事業拡大を行って大きな富を成した松井國五郎が、
1926年(大正15年)に建設した別荘です。
入口の前の日本庭園にライオンの像があるのに驚いてしまいました。
更に、大洲神社に行こうと思いましたが、
急で高い石段に怖気づいてしまい、素通りして臥龍山荘に行きました。
1907年(明治40年)に、
木蝋の輸出で成功を収めた大洲出身の貿易商河内寅次郎が建設した別荘です。
数寄屋造りの臥龍院などが国の重要文化財に指定されています。
とても、良い建物だと思いました。
その後、おはなはん通りに行きました。
「おはなはん」は、NHK連続テレビ小説の第6作で、
樫山文枝さんが主演して、1966年4月から1年間放送されました。
その時、ロケが行われたと言うのが名前の由来です。
58年も前の番組のタイトルが今も使われているのも凄い事です。
撮影された時と同じなのかどうか、僕には分かりませんが、静かな感じの通りでした。
その後、赤煉瓦館を見た後、近くの町の駅でタクシーを呼んでもらって、駅に行き、
また特急で宇和島に行きました。
大洲の町を歩いていて、
数多くのNIPONIA HOTELと書かれた暖簾の下がった家を見ました。
何だろうと思ってタクシーの運転手さんに訊いてみましたが、
結構な宿泊料のホテルとの事でした。
運転手さんは、高いお金を払うならば、
綺麗で立派な所に泊まりたいと言っていましたが、僕も同感です。
帰ってから調べてみたら、バリューマネジメントと言う会社が運営していて、
まちに点在する歴史的価値ある建物を再利用し、
フロント・客室・レストランなどの役割を持たせて、
分散型のホテルとして、まちをまるごと1つの宿泊空間にしたものとの事です。
古い住宅を改修してホテルにしているようです。
地域の再活性化にどれだけ役立つのか分かりませんが、
一つの方策なのかも知れません。
宇和島に着いて、荷物を下してから、鯛めしを食べに行きました。
松山では、宇和島の鯛めしと言う幟などを何度か見ました。
これから宇和島に行くのに、ここで食べる事はないよなぁと思っていました。
ホテルで手頃な店を教えてもらいましたが、居酒屋でとても賑わっていました。
宇和島には、児島惟謙との名前を付けた地酒があるはずだと思いましたが、
その店には置いていませんでした。
お店のご主人が親切で、鯛めしの食べ方を教えてくれました。
鯛の切り身が小さいように感じましたが、出汁が効いていて美味しかったです。
今回も写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
https://photozou.jp/photo/list/2882708/9647680
【今日の一句】
折り鶴を 折ってるつもりが 奴さん
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