昨日、上皇ご夫妻が私的旅行で日光市を訪問されました。
東武日光駅に着かれた上皇ご夫妻は、
田母沢御用邸記念公園を訪れになりました。
田母沢御用邸は、皇太子時代の大正天皇の静養所として造営されました。
明治期以降に数多く造られた御用邸建築のうち、
全体がほぼ完存する唯一の例として貴重である事から、
重要文化財に指定されています。
御用邸は、1899年(明治32年)に創設されました。
大正天皇崩御後は、昭和天皇、香淳皇后の避暑地として利用されていました。
1944年(昭和19年)7月、東京大空襲に備え、
当時皇太子(学習院初等科5年生)であった上皇さまの疎開先となりました。
田母沢御用邸記念公園には、上皇さまが上半身裸になって、
ご学友たちと体操をしている写真なども掲出されていました。
上皇さまは約1年間、疎開生活を送った後、
戦局悪化に伴い、かつて同市湯元にあった旧南間ホテルに移り、
45年8月15日、終戦を告げる父昭和天皇の玉音放送を聞いたとの事です。
上皇さまが終戦を迎えた旧南間ホテルは益子町に移築され、
現在は宿泊施設「ましこ悠和館」として活用されています。
御用邸は紆余曲折があった後、
2006年(平成8年)、栃木県が国から御用邸を取得し、
2010年(平成12年)、修復工事が完了し、
「日光田母沢御用邸記念公園」として開園しました。
2011年(平成13年)、天皇在位中にご夫妻で訪れ、
美智子皇后を自ら案内して、疎開時の思い出などを語り、
園内にイチイの木を植樹しています。
上皇さまが太平洋戦争末期を過ごした地である日光への私的旅行は
戦後70年の2015年から17年までに3度予定されていましたが、
台風や地震の影響、上皇さまの体調不良で見送られて来ました。
全国ニュースでも映像が放送されたと思いますが、
お元気そうなお姿を拝見して、いつまでもお元気にお過ごし頂きたいと思いました。
【今日の一句】
新メニュー 評判悪くて やる気失せ
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