mixiユーザー(id:1417947)

2023年11月10日19:06

54 view

お堀の水・・・

 宇都宮市には城址公園があります。
 市は2000年度、市制110周年事業として、
 本丸西側にあたる約3.7haで「復元」を計画し、
 土塁や堀などを造り、櫓を復元して、2007年3月に開園しました。
 用地買収や建設費などに総額161億5千万円かかったとの事です。

 我が家からは15分程度なので、僕の散歩コースになっていて、
 折に触れて行く事があります。
 以前から、堀に水がないのが気になっていました。
 水道代を節約しているのかと思っていたのですが、
 今日の朝日新聞デジタルにその理由が載っていました。

 公園の堀は幅11〜26m、面積3900�屬如�土塀や2棟の櫓が建てられた
 高さ約10m、総延長約230mの土塁に沿って掘られています。
 宇都宮市の公園管理課によると、
 堀の水は、ポンプで地下水をくみ上げていて、
 開園してしばらくは深さ1〜2mの「満水」状態だったとの事ですが、
 5年ほど前から水位が減って来ているとの事です。
 この地下水に相当多くの鉄分が含まれていて、
 パイプやポンプ本体がさび付きやすく、
 その性能が鈍ったため、清掃や部品の交換で対応していたが、
 それ以上に鉄分の付着が激しく、間に合わなかったとの事です。
 このため、今は、雨水に頼るしかないとの事です。

 僕は、この説明は腑に落ちない感じもするのですが、
 報道以上の事は分かりませんので、何とも言えません。
 しかし、堀を造ったからには、水が無くては画竜点睛を欠くものだと思います。
 市の計画は杜撰だったと言わざるを得ないでしょうね。

 宇都宮城は平安時代後期に築かれたとされていますが、
 江戸時代初期の1619年、城主になった本多正純が計画的に城と城下町を整備し、
 南北900m、東西850mの本格的な城郭になりました。
 江戸時代後期には関東七名城の一つと言われていました。
 戊辰戦争では、宇都宮藩が新政府側につき、
 土方歳三らが指揮する旧幕府軍の攻撃で落城、炎上しましたが、
 新政府軍が奪還する、攻防戦が行われました。
 有名な「釣天井伝説」は、本多正純が日光東照宮参拝から帰る3代将軍家光を、
 吊り天井を落として暗殺することを企てたとされていますが、これは作り話です。
 正純の突然の改易から生まれ、講談や芝居の題材になりました。

 戊辰戦争後、土塁は壊され、堀も時代とともに埋め立てられ、
 1970年代前半までには昔日の姿は消えたとの事です。
 僕の小さかった頃は、城跡にはご本丸公園があり、土塁も堀も残っていました。
 水は緑色で汚かったですが、ザリガニ釣りなどで遊んだ覚えがあります。
 多額の税金を注ぎ込んで、変な復元工事をするより、
 昔のまま保存した方が良かったような気がしますが、
 宇都宮市には、文化財を大切にする姿勢がなかったのでしょうね。


 なお、明日は所用のため、日記等を休ませて頂きます。
 お含み置き下さい。


【今日の一句】
 少なすぎ 明細見つめて 目が点に


4 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年11月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る