mixiユーザー(id:1417947)

2023年03月11日18:57

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原子力発電・・・

 東日本大震災から、今年で12年になりました。
 毎年この日は、YouTubeで当時の映像を見る事にしています。
 色々な事を思い出していました。

 12年が経過しても栃木県内では、食品14品目が、
 依然として放射性物質の影響で国の出荷制限を受けているとの記事が、
 昨日の下野新聞に載っていました。
 国は一般食品で、放射性セシウムが1キロ当たり100ベクレルとする
 出荷制限基準を設けています。
 原木シイタケは県の生産管理工程に従い栽培され、
 検査で安全を確認されれば露地、施設栽培ともに制限が解かれてきて、
 2022年度は露地が足利、鹿沼、茂木、市貝の4市町4軒、
 施設は矢板市1軒が解除されました。
 しかし、野生のキノコ類や山菜類などは、
 一部市町で制限が続き、解除の見通しは立っていません。
 野生のシカやイノシシは、
 22年度も基準値を上回る個体が確認されているとの事です。
 まぁ、流通しているものは基本的に大丈夫なのだと思います。

 福島第一原子力発電所が被災し、栃木県内の放射線量も急激に上がりました。
 あの当時、県内で放射線量の測定を行えたのは1か所だけでした。
 15日には、普通、0.03マイクロシーベルト程度の数値が、
 0.080から0.864に一挙に上がりました。
 更に1.318まで上がりましたが、 午後からは0.3程度で安定しました。
 多分、この時に水素爆発による放射能のプルームがやって来て、
 県の多くの地域で放射能汚染が起こったのだと思います。
 直後から除染が行われて来ましたが、
 この時はがされた地表の汚染された土壌などは、
 今以て仮置きされている所があります。

 こうした中、やはり昨日の下野新聞には、
 文部科学省が全国の児童生徒に配る放射線副読本で、
 東京電力福島第1原発事故の実態を示す否定的な単語が減り、
 放射線への肯定的な表現が増えていることが分かったとの記事がありました。
 この副読本は原発事故後の2011年10月に作成しましたが、
 放射線が身近にあり暮らしに役立っていることを記す一方、
 事故にほとんど触れていないと批判を受け2014年に改訂し、
 2018年、2021年にも改定が行われたとの事です。
 この副読本を、福島大の後藤忍教授(環境計画)が分析した結果、
 2014年版にあった水素爆発した原子炉建屋の写真や、
 放射性セシウムの飛散状況を示す広域地図は2018年版で消え、
 2014年版で頻出した「汚染」「風評被害」「深刻」といった
 否定的な単語が2018年版で減少し、
 逆に2014年版で減った「利用」という単語が2018年版で増えていたとの事です。
 また、2021年版では汚染水を浄化した処理水の海洋放出について
 政府側の見解のみを伝え、漁業者らの反対意見は触れていないようです。
 どうも、原子力発電の負の部分を教えなくなっているような感じがします。

 現在、政府は原子力発電所を60年を超えて運転できるようにするなど、
 原子力発電への依存を強くしようとしています。
 背景には、地球温暖化の問題もあるでしょうし、
 ロシアのウクライナへの侵攻などによる
 天然ガスや石炭の価格の急騰などがあるのでしょう。

 一方で、この4月1日に福島県富岡町の復興拠点地区の避難指示が
 ようやく解除されるとの事です。
 事故を起こした福島第一原子力発電所の廃炉作業はまだこの先も続きます。
 原子力発電所は、一度事故を起こすと大きな被害を及ぼし、
 解決に長期間の時間が掛かります。
 今の政府の原子力発電政策は再稼働に前のめりのような感じで、
 本当に大丈夫なのかな?と言う気がしています。


【今日の一句】
 目はパンダ 威力があったよ 猫パンチ


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